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困難な時期

占星術上、困難な時期というものは、大体何らかの指標が水のサインに入ったときだ、と言っている本などが多いように思う。魚とか蠍とか。そうすると、その「何らかの指標」というのはプログレッションの太陽や月だったり、ASCだったりするわけだ。

しかし、ASCや太陽と言ったものがプログレッションで蠍や魚の時期にある期間というのは、数十年間もある。普通の人生でおよそ1/3以上もあることになる。もしそんなことが本当に大雑把に太陽やASCのプログレッションで起こるとしたら、これは大変なことだ。働き盛りの期間ずっと「困難な時期」というものが続くことになる。だからデーカン(つまりサインの1/3、10度ずつの区分)で説明している場合もある。

 

もしそこで、以前から私が言っているように、ASCの9倍音の指標を使うことができると、もう少しその時期は落とし込める。特定の3~4年といったところにできるわけです。私がお渡しした年表の中ではASC9と書いてある指標です。

自分はASC9が蠍にあるときに、なるほど、いろいろなことが起こっています。
実際には、ASC9が蠍に入る時期というのは、プログレッションでASCが

牡羊の23度から27度あたり
双子の3度から7度あたり
蟹の13度から27度あたり
獅子の23度から27度あたり
天秤の3度から7度あたり
蠍の13度から27度あたり
射手の23度から27度あたり
水がめの3度から7度あたり
魚の13度から27度あたり

のそれぞれの時期が該当します。人生で2回、ひょっとすると3回ぐらいめぐってくることになります。

誰にとっても同じかどうかというのは分かりません。結果的に何か起こるのがその時期でも、それに先立つ苦しい期間が前にあったりするかもしれず、本人にとっての転機は別の時期になるということもあるかもしれません。

しかし、いま何人かある程度人生を知っている人のホロスコープを見ていると、大体当たってるんじゃないかな、という気はします。

 

この困難な時期というのは、外面的に困難なことが起こる、というだけではなくて、ひょっとするとあなた自身が困難な状態に陥るということなのだろうと思います。外から見たらものすごく不幸なことが起こっていても、本人はそう感じないケースもあるわけです。苦しいというのは主観的な問題で、神様が割り当てられた成長の時期、とでも受け取っておくのがいいかもしれない。

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