年運を見る際に、ASCやMCの作る合、アスペクト、あるいは配置するサインなどは、明らかに重要な役割を果たしていると分かる。しかし、太陽はどうなのだろうか。
今年自分のホロスコープでは、太陽がちょっと難しいアスペクトを持っている。それがどういう役割を果たすのか、いろいろ考えている。そして、多分そういう難しい局面が襲ってきているのだろうと思うことはなくもない。
自分の理解はこうです。
ASCというのは、時間と場所による。同じ誕生日の人でもその起こる運命は大きく変わって表示される。それは計算上は4分ほどで1年の違いが出ることになるのです。ASCで見て、誕生日が同じだろうが、同じ出来事が怒るだろうというのはまずありえない。そしてその指し示すところは、きっとその通りになっており、それだけではなく強烈に作用していると思う。
一方で、太陽のアスペクトは、同じ誕生日の人にはほぼ同じ年にやってくる。もしあなたが6月17日生まれだったとしたら、多分太陽はふたごの24度ぐらいにある。だから6月17日生まれの人なら、多分6歳ぐらいで蟹の周期が始まる。また、外惑星などは1日ではそう大きく動かないのだから、同じ誕生日ならだいたい同じ年に同じアスペクトが形成されるし、1日誕生日が遅ければ、多分それはふたごの25度ぐらいにあるということになって、同じアスペクトは1年早く形成されることになる。
自分は、小さな小学校だったが、それにもかかわらずたまたま同じ誕生日のMちゃんがいた。そして1日遅い誕生日のT君がいる。もしこの太陽のアスペクトが本当なら、Mちゃんは今年自分と同じような困難を抱えるはずだ。そしてT君は、多分昨年そういう困難があったはずなのです。
どうも自分はそういう「みんな一緒になる」的なものにプライオリティを置くことができない。全くの外れではないかもしれないが、そんなにきれいに一緒になるわけがないじゃないか、と思ってしまうのだ。
月ごとに一緒、年ごとに一緒、みたいなものはそれぞれの人にそんなに大きな違いを産み出さないだろうと思うし、仮にそれがあったにしても、そんなに問題になることはないと思う。たとえば就職氷河期の人は、大抵就職が困難だった。しかし、それを捕まえて「あなたはなかなか就職できません!」と言ったとしても、占星術として「その人の人生を言い当てました」ということになかなかなりませんよね。やっぱり一人一人で大きく違うものに注目する方が多分正しいと思うのです。
誕生日ということになれば、かなり違うには違うと言えるが、それでも全く同じ人生を歩んでいるわけではないことは皆わかっている。
しかし、過去の太陽のアスペクトを見ると、まず火星とセクスタイルの年があり、この年はビジネスでとても多忙の年だった。ある意味とても成功した年だったと言ってもいいでしょう。太陽が新しいサインに入ったとき、自分は新しい仕事を始めた。太陽が木星とセクスタイルだった年には、新しく大きな依頼があったといえるかもしれない。
で、今年の困難も恐らくビジネス上のものなのです。
Mちゃんには最近あったことはないし、あったとしても込み入った話は恐らくできないだろう。しかし、T君とはそういう機会があれば、ざっとした話はしてみたいような気もする。
アスペクトだけ観るならそうなるのですね。
プログレスって、たとえば30才を見たいときは誕生日に30日足して、時刻は実際生まれた時刻にするのですよね?
だからアセンダントが人によって違うんですものね。
そしたらアスベクトが同じでもそれが起きているハウスが違うから、起こる出来事の内容はガラっと違うのでは?と思うのですが。
あめさん、こんにちわ。
そうとも言えます。実際に起こることがビジネスのこととは限らないかもしれない。
ですが、大雑把に、たとえば木星の場合には経済的な問題だろうとか、大雑把な意味あいはあると思うのです。