あけましておめでとうございます。
旧年中はsimple and directには多くのご支持ご依頼をいただきありがとうございました。
本年もよろしくお願いします。
考えてみると、朝起きて「おめでとうございます」と互いにいうのは、日本では正月だけだ。お盆だ、建国記念日だ、天皇誕生日だといっていちいち「おめでとう」とは言わない。
ギリシャ語で「おめでとう」に該当するよく使われる言葉は
Χρόνια πολλά! (フローニア・ポッラ)
です。意味としてはポッラがたくさんの、フローニアが年、年月という意味なので、まあまあ「万歳」と一緒です。
ただ、何かの祝日だというと、必ずこのことばはたがいに掛け合うようです。
先日クリスマスには12月24日のイブから、25日、26日になってもニュースのアナウンサーが聴衆に向かってΧρόνια πολλάと言っていました。そして中継のレポーターにつなぐと、現地のレポーターもまずスタジオのアナウンサーに向かって
「ラニア、フローニア・ポッラ(ラニアさん、おめでとう)」
と声をかけ、必ずアナウンサーもそれに対して挨拶を返しています。
今日1月1日時点で、12月31日分のニュースしか聞けないのだけれど、やっぱりアナウンサーのカテリーナさんがΧρόνια πολλάと言っていました。