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今更わかったパチンコのものすごさ

パチンコ業界さんが、自粛要請が出ても営業し続けるというのは、法律的に見ればパチンコ屋さんの方が正しい。補償もしません、法律的な強制力も罰金もありません、自粛することによってこれぐらいの被害の減少を意図しているという説明もありません・・・そういうことなら、営業するしかない。この判断は、法律的に、ルール的に、正しい。

正しいわけだけれど、テレビは休業要請に応じないパチンコ屋さん、あるいは自粛が解除されて徐々に営業を始めたパチンコ屋さんなどの映像を報じている。

そうすると、パチンコ屋さんに来る人がインタビューに答える様子がすごい。
「自粛で息が詰まるから、息抜きが必要だ」
「病気にかかったら仕方がない。」
「人に移したらごめんとしか言えない」
それで、80歳を超えたおじいちゃんが、「こんな対策がしてあるのはいいねえ」とかなんとかいいながら、台に向かっている。

その、80歳のおじいちゃん、70歳でも60歳でもいいけど、それで、その年で、生きがいというのがパチンコなの?そこまでしないとダメなもの?

そして、店側もそれに呼応するように、社会の雰囲気が何だろうが、要請が出ようが指示が出ようが、とにかく営業するしかない!というわけだ。

 

私はあんまりパチンコというものに行ったことがないのですけれど、スロットマシンだと1回遊んで5万円ぐらいつかうらしいですね。ものすごい金を使っているんですよ。

また、パチンコというのは海外にはありません。
各国とも賭博は禁止しています。それで特定の場所にカジノを作って収入にしている。自分はラスベガスは行っていないけれど、マカオ、ゴールドコースト、ソウル、メルボルンなんかのカジノは旅行の仕事をしているときに行ったことがあります。しかし、逆に言うと、そこにカジノがあるから他の場所には賭博ができる場所はありません。
自分は賭け事はきらいだから、自分では遊ばない。でも、ポーカーもルーレットもやり方は知っているから、お客さんが行くと、「ああするんですよ」というのは教えてあげられる。それで、たとえば1万円、2万円である程度遊ぶこともできる。王子製紙の若様みたいに何百万もかけて遊ぶ人もいるけど、絶対そういう金額でないと遊べないというわけではない。
パチンコは遊技場で賭博ではないという建前だけれど、どうみても実質賭博です。外国人に「カジノを作る」とか何とかという話をすると、「だって、日本には散々パチンコがあるじゃないか」という答えが返ってきます。

まったく日本だけの異常な文化、異常な商売なんです。そして、遊んでいる人も運営している人も、疫病が流行ろうが、行政がガタガタいおうが、とにかく絶対やめられない。

みなさん、ご存知でしょうけれど、パチンコで現金を直接得るというのは法律上の賭博になってしまうために、三店交換方式というのが考え出されました。パチンコは遊技場で景品が当たるだけ。そして別の店にもっていくことによって、そこで景品が現金に変えられる、みたいなやり方です。
これはかつてや○さんが仕切っていたのですけれど、警察の暴力団追放運動みたいなので、警察が仕切るようになった。そして遊技場組合は警察の有力な天下り先の一つになっていて、パチンコで動く巨額の金が警察や議員さんに回るようになっています。
誰もパチンコを止めることができないし、そのヤバさをニュースにしたりすることもできなくなっていたわけですよ。

 

今回、せっかくといっちゃなんだけど、新型コロナウイルスが流行って、パチンコが注目されました。これを機会に、メディアも行政もちゃんと取材してくださいよ。
いい歳こいたおっさん・おばさんが、これだけが生きがいみたいに言ってるの、おかしいよ。
外出自粛で、コンサートも習い事も楽しみごとは全部禁止!人々は自宅にいるか・・・パチンコに行っています。そりゃ、おかしいでしょう。

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