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アスペクトへのディレクション

人様の2012年の運勢を見ます、などといっているわけだから、当然占い師は自分の今年の運勢ぐらいはわかっているのだろう、と思われる向きもあるかもしれない。

 

だが、そんなことはありませんよ。

やっぱり「ええっと、どうだったかな」と考えます。

それに、自分で見てこういう運勢だとわかった、当然のごとくに当たりますって言ったって、それが大成功するとか絶世の美女と結婚しますとか、人もうらやむ運勢ならまだしも、「なんだいこりゃ、ひでえ人生だね」ということもあります。

 

今年自分はどうだっただろう。再度見直してみる。

 

すると、ASCや惑星が作る大きなアスペクトはひとつ大きなのがあるだけで、それほどはっきりしたものはない。月が作るアスペクトがあるのだけれど、タイトなアスペクトのある2つの星に対してほぼ同時にアスペクトを形成する。当然両方の意味合いを持つような出来事が起こる、と予想される。

 

ところが、年齢が行ってるから、前に月が同じ位置に来たときのことはもうわかっているわけだ。

28年前に同じ配置になったことはある・・・すると、いろいろあった、あった。思い出したくないようなものもある。若かったしね。

 

自分としては、今年はズドーンというような年ではないと思う。来年がズドーンだろうから、あせらずにやっていこう。

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