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日蝕・合について

日蝕の話題、もうひとつ。日蝕は、当然新月だし、占星術的に言うと月と太陽の合になっていることは誰でもわかると思う。

 

私の地方では7時29分が欠けが最も大きくなる時間だった。ま、かなりのエリアで大体7時30分ごろだったと思う。

しかし、太陽から光が届くのには8分かかる。その間に地球は自転するし、太陽もわずかであるが動く。7時30分で月がさえぎっている光は実は7時22分ごろに太陽から出た光であるはずだ。

さらに月から光が届くのには1秒ぐらいかかる。ということは、月が太陽からの光をさえぎったのは、7時29分29秒ぐらいだったということになる。

そうすると、月は1秒ぐらいすでに先に進んでいるはずじゃないか。太陽は8分ぶんだけ、先に進んでいる。天空の度数にして2度ぐらいずれるはずだ。

そうすると、本当はいまほど合だったというのだけれど、本当に合になった瞬間は、もう少し前、7時28分ぐらいとか、計算しないとわからないけれども、とにかくその時間より前なのではないか?

 

この議論は一見正しそうに思えるし、実際の星の位置はほぼこのようにして計算されている。だが、現在の科学の考え方が正しくて、光より早い物理現象がないと仮定するならば、太陽が8分先にあることを確認できる人は誰もいない。

仮に何らかの形で太陽の位置に人がいて「ハイっ、今光が出発しました!」と言ったしても、それを地球の上で確認できるのは8分後だ。お互いが、今どうなのかということを科学の考えでは確認はできない。

その場合お互いが確認できる時間としての「今」「現在」ということがないと思う。

 

私はこう思う。

地球上の人間にとっての合が合なのだ。私の中にある太陽と月が合である場合に合なのだ。

それを伝えるものが、光なのか、あるいは現在の物理学が知らないもっと速い微妙な現象があるのか、それはわからない。だが、太陽も月も、私の太陽、私の月であって、常に、誰にとってもそうなのだと思う。

 

・・・ちなみに、東映で火災がありましたね。もう少し結果は待ちましょう。

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