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人に金を預ける

誰かが金を握っているということ、金の管理をしていること、それに対して周囲の人が不満に思う、そういうことは良くあることだ。

 

誰かが程度お金を自由に出来る状況にある場合に、もう一方の人、周りの人は、一体何に使っているのか、わからないのである。

 

たとえば、奥さんが金を握っていて、旦那は小遣いの範囲内でなんとかし、奥さんも時々お隣さんと楽しくやっている。

だんなさんが稼いで奥さんが会計を管理するというのは良くあることだ。今は昔ほどそういう傾向はないかもしれないが、まだ結構あると思う。

 

しかし、旦那が「あいつは一体俺の給料を何に使っているのだろう」と思うことはあるだろう。

そこで、「こいつ、最近なんか楽しそうにやっているな?」と思って聞いてみても、ほとんどの場合奥さんは、

「そんな、毎月の出費でぎりぎりだわよ」

と答えると思う。

 

奥さんが使っている金の中には光熱費も食費も住居費も含まれる。子供の教育費などが含まれる場合もあるだろう。つまり遊びの金ばかりではなくて、どうしても必要な金が含まれている。奥さんだって自分が楽しみに使うためにはあれこれ切り詰めているのかもしれない。

 

現実的にはさまざまなケースがあって、旦那さんが金を握っているケースもあるし、姑さんが持っているケースもある。金を握っていたら握っていたで、先々についてさまざまに思い悩んでいるケースもある。

 

思うに、 この人に金を預けて、この人は正しくお金を管理しました、というのを評価する共通の尺度が家族の間にないというのが問題なのだ。

 

店を任せているとか、会社を任せているとかだと簡単である。財務諸表、決算書が出せる。真っ赤っかであっても、「今こういうことに取り組んでいる。この販売があがれば軌道に乗る」とわかれば、銀行は融資をしてくれる。

 

家でも、たとえば2011年の損益計算書、貸借対照表を出して、全員が「なるほど、こういう決算だったんだな、じゃ、来年はこういうこともしよう、この部分はもっと削ろう」ということをやらなきゃいけないんじゃないか。そういう大まかな会計上のデータを見る力は、学校で一通りやらなければならないのではないかと思う。

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