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「私は驚いた」

先日ニュースの字幕で

ΑΝEΣΤΑΛΗ

というのが出ていた。字幕の場合は全部大文字でアクセント記号もない。知らない単語だから見当をつけるときは語尾がΟΣなら男性名詞単数主格、Ηなら女性名詞数主格、ΕΙなら動詞の三人称で何かの時制みたいな、大方の見方がある。

しかし、これは名詞かな?と思って探してみても、結局何もヒットしない。

ΑΝΑΣΤΑなんとかという動詞があるとするなら、三文字目がエプシロンだから、過去形の何かかもしれない。過去形は古代では単語の前に残らずエプシロンが付いたわけだが、現代語ではアクセントがなければ省略することがある。そして、αναは元の動詞の頭についているから、エプシロンに変化してもその前にくっついて形が変わるわけです。

 

結局これは、αναστέλλω「延期する」の受動態三人称単数過去だった。ここでは「延期になりました。」という意味のテロップだった。

 

こういうの、時々あるんです。パッと目には形のよくわからないやつ。

εκπλήττω(エクプリットー 驚かす)の中動・受動一人称過去でεξεπλάγην(エクセプラギーン 私は驚いた)はよく使われる表現だと思います。るちあさんもどこかで言ってたと思う。

 

自分は若い時一度習ってはいるものの、今はある意味行き当たりばったりで勉強しているところがある。先日の試験のときには日本で教えてくれているところもあるようだったが、勉強している人はどうやっているんだろう。

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