相手に確認をするとき、英語ではisn’t itみたいな表現がある。これは、元の文章の主語や動詞と一緒に変わり、aren’t youとかdoesn’t sheになったりする。
ギリシャ語でこういう表現に近いものとして、
έτσι δεν είναι; (エツィ・ゼニネ そうじゃないですか)
というのがギリシャ語である。エツィは「そのようだ」という意味で、どんな表現に対しても、主語が単数だろうが複数だろうが動詞が座るだろうが立つだろうが、使うことができる表現です。
だけど、昔それが英語のisn’t itだと思ってそういう表現をしていたら、こなれていないみたいなことを言われた。ギリシャ語では単純にε; (エ?)という表現があって、「だよね?」の場合にはこういう表現をすることが多い。
Μα, φυσικά και μιλάει σοβαρά, ε; (マ、フィシカ ケ ミラーイ ソバラ、エ? もちろん、本当だよな?)
エ?自体は多分意味のある言葉ではないと思う。日本語「え?」に近いと思います。
もう少しきつく問い詰めるときはσωστά;(ソスタ、これで正しいんだな?)みたいな表現が使われます。
νομίζω πως μας κορόιδεψες, ότι η ασημένιο κοχύλι φέρνει καλή τύχη είναι ψέμα, σωστά;
あなたは私たちを欺いたと思う。銀色の貝が幸運を運んでくれるというのは嘘なんでしょ?
これ、そういうものだと思っていろいろ聞かないとなかなかわからない表現ですよね。