ここは農家だ。
タケノコを採ってきて食べた。漬けておいて年間を通じて食べたりもする。
先日は茶摘だった。
この辺りには濃い霧がでる。特に大きな産地ということはないのだけれど、松江のお殿様が茶を愛好された云々でまあまあ地域で茶の木を栽培しているうちがある。山一面お茶などという感じではなく、畑の2列ほど茶畑がある、というような農家がぽつぽつある。
都会にいる間は全くそういうことには触れなかったわけだが、小さいときには茶摘には借り出された。新しく伸びた緑の部分の葉を摘むのが結構手間がかかる。
これらの産物は、東日本で基準値を超えて出荷停止されたりしている農産物だ。
だから、時々東の人がどういう会話をされているのだろうかとは思う。
基本的には、千葉や栃木に住んでいる方、特に農家の方だと、その辺のものが実は危ないものかもしれない。今までならためらいなく摘んで餅に入れていたヨモギのようなものを摘んでいいのかどうか。そういう状況になったら、この辺の人はどうするのだろうか、と思うと東日本の状況というのはわかるような気がする。