昨日ロシア語の3級の試験があったので、広島に行ってきた。私のところから三次までは、先ごろ高速道路・松江道の無料区間ができている。そこから中国道を使えば全行程2時間少しで広島まで行けるのだけれど、お金がもったいないので、三次から国道を通って市内へ行った。
やっぱり、一通り暮らした街というのは、大体の感じがわかるものだ。それから、自分が大人になって旅行会社に入ってから行った外国の町というのは、割と覚えている。これはある意味当たり前で、自分はお客様をご案内しなければならないのだから、行く前に結構一生懸命地図を頭に叩き込むのです。
そういう意味でいうと、広島は遠くない街だけど、あんまり行ったことがない街だ。小学校の修学旅行で行った。それから部活の遠征で行ったかなあ。あと、仕事で一度行ったことがある。それは、京都から列車で行ったのだ。でも、どうしても人の車で目的地に往復しただけ、というのだとそんなに街のことはわからない。
去年も試験は広島であって、4級の試験は合格した。3級は・・・今年は忙しかったんだよ。どうかわからない。それで、続けて広島には2度行ったことになる。
じわじわと、「ああ、こんな感じの街か」と思う。とにかく、市の中を流れる川が大きくて、川で街が区切られている、という感じだ。大きな川が一本、というのではなくて、中洲みたいなのがずらずら並んでいる、という感じ・・・いわゆるデルタ地帯だから当たり前なのだけれど・・・です。
たまたま、この間オバマさんが来られたから、地図でどの辺まで焼失した地域なのか見てみた。川の洲で、ずっと平らな場所だから、あの場所で目のくらむ閃光だったらひとたまりもないだろう。松江だったら?松江の場合なら、たとえば城山の後ろは爆風を浴びないだろうと思うし、そもそもそんなに大きくないのです。
こんなこと言っても、いまさらですけど。