とにかく、人口が足りていない。どんどん人口が減っている。それで政府は外国人を入れると言っている。それでメディアが専門家を呼んできて外国人を入れた時の問題を解説している。外国人を入れても劣悪な労働条件で使い捨てにして、日本でハッピーに暮らせる準備をしてあげてないからダメなのだという。
普通に考えると、ある産業で人手不足なら、その求人にはいい条件が付ける必要が出てきて、ものの値段を上げざるを得ないはずだ。
たとえば、建築のような仕事はきついから若い人が就職しない云々と言われているが、それは本当だろうかね。完全に労働力不足なわけでしょ。もし仮に他の仕事で20万そこそこの給与しかもらえなくて、建築業に就職すれば30万もらえるということになれば、多くの人が建築業に就職するのではないか?今、東北の復興や東京オリンピックに人手がいる云々で、遠く離れたこの西日本でも何かの建築をすることがすぐには叶わない。2年も先の話をしないといけないと聞いた。
そうすると、建築業に携わる人は生活が安定するから、子供が作れます。消費も増えます。少子化も解消します。家の値段は多少高くはなるかもしれないが、人手が少ないから仕方がない。
いい条件で給与がもらえるとなれば、黙っていても外国人も来ようとするだろう。別に技術研修なんかしなくたっていいし、英語でやらなくたってよい。発展途上国への技術供与とは別に考えればいい。自分で日本語や技術を勉強してやってくればいいはずだ。
日本人労働者でそれまで建築に関わったことがない人でも、ホームレスになったり空き缶ひろいをするぐらいなら、こっちでやろうと思ったってよさそうなものだ。
ところが人手は足りず、就職も難しい。子供は・・・ちょっと出生率が上がってきたが、それでも2人になっていないのだから、増えてはいない。
この問題は、どの辺が味噌なのだろうか。自分はよくわからない。
ただ一つ思うのは、多分東京に何もかも集まりすぎているのだろう。小さな単位でかなりの裁量があるということが実現できれば、そこには様々なチャンスが生まれてくる可能性がある。