なんか、奇妙に感じるのです。報道が。
アメリカはかつて、モンロー主義を取った。ヨーロッパ、大陸間の問題に不干渉を言う態度を取った。フランスやイギリスやドイツで戦争が起ころうが、アメリカは関与しません。そこからスタートした。
第一次大戦後、アメリカ大統領ウィルソンは国際連盟を提唱した。ところが議会の反対でアメリカは国際連盟に参加しなかった。アメリカは一時非常に高い関税を取っており、その高関税の時期はアメリカの発展期にあたっていた。第二次大戦のあと、アメリカ中心の世界ができあがって、その後否応なく関税が引き下げられ、自由貿易の重要性が唱えらえるにつれ、アメリカンドリームは少しずつ萎んでいった。
トランプがいいとか、そういうことを言うつもりはないが、ニュースとか見てても「かつてのアメリカの姿に戻そうとしている」みたいな解説が一つもない。だけど、アメリカってもともとそんな国でしょ?と思うのだけれど・・・
オバマの時と違って、アメリカで頑張っている日本人がいろいろとツィッターだのSNSで発信している。
報道とはまた別に見て複雑な気持ちになってます。トヨタが5年ぶりくらいに車のシェアをアメリカで5位に転落したとか。
アメリカで売れなくなるとトヨタはかなりヤバイでしょう。
りんねさん、こんにちわ。
腹立つ奴だ、というのは正直思います。
TPPなんて、もともとアメリカが言い出したんでしょ。各国の大臣たちが何日も徹夜みたいな作業を繰り返してやっと合意したのに、さっさと反故にしやかって・・・
イランの人なんかもそう思っていると思う。あの合意は何だったんだ?みたいな。
トヨタさんも今までこれだけアメリカで頑張ってきたのに、という思いがあるでしょう。
しかし、一方でオバマさんのときは尖閣周辺に中国が船を出したときに、最初日米安保条約があるにもかかわらず、何かとても中国寄りであいまいな態度を取りました。
自分の感覚はそういうことで、腹立つ奴でも一面で評価しちゃダメだと思うんですよ。