占星術で未来、人生で進行するイベントを見る場合、どうやら
1.進行するASC、MCなどが出生図中の惑星と作るアスペクト
2.月のディレクション
3.惑星、特に進行する太陽の作るアスペクト
と考えていくのがいいと思う。
太陽や惑星の作るアスペクトというのは、同じ誕生日ごろの人なら、そんなに変わらないころにできるのである。たとえば8月の29日と30日に生まれた人がいて、太陽はおとめ座の5度か6度ぐらいになる。いま木星が双子の14度ぐらいにある。いずれ、8歳か9歳ぐらいのときに、太陽が木星のスクエアになる。
だが、ASCやMCは出生時間の違いで大きく違う。そこから予測できる人生のイベントは、誕生日が同じ人でも非常に違う可能性が考えらっれる。だからこそ、より信じられる。同じ誕生日の人がみな同じ体験をするなどということは信じられるものではない。
それで実際にMCの出すアスペクトを出してみると、自分の場合でも、確かに大きなイベントが起こっているとは思う。
だがなあ・・・これはハッピーなイベントといえるのだろうか。
自分の場合、木星と金星がきっちり30度の関係にある。金星とセクスタイルになるときは、木星はスクエアになるとか、一緒にいいアスペクトになるときがない。たとえば愛情なんかでうまくいきそうなときは社会的立場や収入がマイナスの出来事があるとか、その反対もあることになるわけだ。
現実には木星と良いアスペクトがあっても、すごくリッチだったとか出世したということはないなあ。確かに大きなイベントはあったのである。せいぜい、最悪の状態は免れた、というぐらいだ。
あるいは金星とよいアスペクトのとき。結婚したりはしなかったかも。該当の出来事がまったくないわけではない。あのときあのまま進んでたらどうなっただろう?
実際に結婚のようなイベントがあったのは、第1ハウスに入っている惑星とMCがアスペクトを作った時だった。だから、難しいものだとは思う。人によってたぶんこの辺はかなり違うのだと思う。