慣用的な表現の中で、知っていないとすぐにはわからないものの一つにこのμια και(ミア・ケ)というのがある。
μια (ミア) 1の女性形で、不定冠詞(英語でいうa)に相当する。
例) μια γυναίκαある女の人
και (ケ) 英語でいうand、またはtoo
例)
Ο Νίκος και η Ελένηニコスとエレーニ
Και αυτός έκανε 彼もやった
ということで、よく使われる単語なのだけれど、μια καιというと、そのあとに理由を述べる、「なぜなら・・・のです)みたいな意味になる。
またμια και καλή (ミア・ケ・カリー)は「この際きっぱりと」「これを最後にはっきりと」というような意味になる。
またμια και μιλάμε για ~(ミア・ケ・ミラーメ・イア)は「~といえば」ということになる。
例) μια και μιλάμε για το καλοκαίρι 夏と言えば
次のシーンはるちあさんと海斗が出会ってまもないころ、海斗がるちあに「昔あった人魚に似ているんだが・・・そんなことあるわけないよな」と語り掛ける場面。海斗も戸惑っていて、るちあは自分が人魚だと気が付いてほしい。
ところがるちあの口をついて出たのは「海斗は何もわかっていない。幻想を見てるだけじゃないの」というようなセリフだった。女心は難しいですね
Μα, πως ανόητος είσαι! Άνοιξε τα μάτια μια και καλή (マ・ポース・アノイトス・イーセ!アニクセ・タ・マティア・ミア・ケ・カリー)
あなたはなんて馬鹿なの!この際目を覚ましなさい!というわけです。
慣用表現は覚えなきゃ仕方がないですよね。だけど、アニメは外国語学習にはすごく役に立つと思う。
久しぶりに事件らしいですね。もちろん心中とかあるかもしれませんがhttp://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3101029.html