いろいろ遅れていてすみません。
さて、新型コロナウイルスが流行りだした、1月、2月ごろ、免疫力をアップするためには発酵食品がいいということで、味噌汁がいいのだという説が出回った。しかし、今では新型コロナウイルスに味噌が効くというのは、確かな根拠がない、デマの類であるということになっている。
しかし、これは本当に調査してみる価値があるのではないだろうか。
否定する人は「根拠が明らかにされていない」というだけのことで、本当にそういう事実がないと確認したわけではない。通常の疾病の場合には「みそ汁に効果があると分かってみろ。俺んところの高い薬が売れねえじゃないか!」という理屈が通る。薬事法は既得権益者に利益をもたらす法律という一面もあると思う。しかし、今回はどうせ効く薬がまだないのだから、味噌汁が効くならこれに越したことはない。
たとえば新型コロナウイルスで軽症・重症を問わず発症した人の、食生活のようなものを聞いてみたらいいと思う。毎日お味噌汁を食べていますか?コーヒーや緑茶はどうですか?お漬物は?朝ごはんは食べていますか?
日本や東アジアでは、散々に恐れられている割に、重症患者、死者が少ない。日本の感染対策というのは、各国から見るとびっくりするほど緩いものだった。今それで拡散はしていっているわけだが、死者が少ないということは事実としてあると思うのです。これにはいろいろな要因が推測されていることも皆さんはご存知のことと思います。
さて、それでこういうグラフがある。
これを見ていただくと、塩分摂取量が高い国、タイ、中国、日本、韓国などは、明らかに新型コロナウイルスがそれほど大きな被害を出していない。ま、イタリアなんかが割と高いところにあるわけだが、仕切りの線を少し高めにして、13g摂ってるところは病気にかかりにくいと言えるんじゃないか?ちなみにWHOの推奨値5gなんていうのは、一番少ない国よりはるかに小さく、そんな数字はあり得ないと思うのだけれど、世界の「健康」なんてものは、人間に無理難題を強いるものなんでしょうかね。普通の人生を送れればいいんじゃないの?そのWHOに従順な国々は、新型コロナウイルスには抵抗力が弱いわけだ。
しかし、問題は東アジアの国々が、なぜ塩分摂取量が多いのか、何からとっているのかかもしれない。日本の場合には明らかに味噌、醤油、漬物だと思う。すべて発酵食品だ。
そしてこうした発酵食品を継続的にとり続けているがゆえに、日本人の腸内環境、免疫の環境というものが他の民族と違っているということも最近わかってきた事実の一つだ。
そういう仮説は成り立つと思うのです。野菜の発酵食品、韓国ならキムチとか、中国にもありますよ、そういう何かの食生活が、新型コロナウイルスにも有効だったかもしれない。
では、食事の調査とか、便の調査とかしたら、案外結果が出るのかもしれない。
発酵食品は免疫力アップにつながる、とは前から聞いてますし、コロナは自己免疫力が高ければ発病率が下がる、という記事も読みました。インフルエンザは強毒性で、ウィルスが体内に入るとわりとすぐに獲得免疫が出動するため症状が早く出るが、今回のコロナは毒性が弱く、たいていの人は自己免疫で処理が済んでしまうのだ、という論。
これ、なんだかすごく納得できました。自己免疫力に何等かの問題があって処理しきれなかった場合にやっと発熱等の症状が出てくる。まれにサイトカインキラーで重症化する。
日本人はじめアジアで重症者が少ないのはBCG接種のおかげなのか発酵食品等で自己免疫力が高いのかはわかりませんが。
あと、重症化の一因に解熱剤があるのでは、と思ってます。発熱することでウィルスを弱らせ、免疫を獲得できるはずなのに、中途半端に解熱することでウィルスが残り、免疫も獲得できていないから悪化するのでは。
インフルでタミフルのんで死んじゃうのと同じ感じなんじゃないかな、と。
もはや感染を恐れるのではなく、発症や重症化を怖れるべきでは、と思うので、とにかく栄養・睡眠が大事なのかな、と。ビタミンDが死亡率をさげる、というのも読みました。
あめさん、こんにちわ。
そうですか。研究されていますね。
自分は最初、「結局は抗酸化食品がいい」みたいな話が出た時に「なんだ、放射能のときと一緒じゃないか」と思って、あんまり深入りしないようにしていました。
ですが、最近仰るような自己免疫みたいな話が出てきたときに、やっぱり食生活みたいなものは大事にしなきゃいけないんじゃないかと思い直したところです。
こういうのは、お医者さんの世界には乗らないのだと思う。お医者さんの世界では「ステーキを喰ってるアメリカ人も予防できるワクチン」でなければ、通じない。