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日本円は紙くずになるのか

このウクライナ問題が起こってから、ロシアが原油取引をドル建てではなくルーブルで行うと発表し、中国はブラジルとの取引をドル建てではなく元建てで行うと発表した。世界の流れはドルから離れて行っている、というのは私も過去の記事でいろいろ説明してきたとおりだ。そして、そうしてドルから人々が離れた結果、シリコンバレーバンクやシグネチャーバンクが倒産し、クレディ・スイスがA1債を無効にするという選択に出た。青山の原さんが損したというのが記事になっていましたね。

でも、本当のところは自分もわからない。

自分なりに、たとえばお米の価値は下がらないだろうと思って、今年は沢山作ろうと思っている。みんな田舎で米作りをしても儲からないと知っている。団塊の世代の皆さんが田畑を離れていく今、田舎には耕作放棄地が広がっている。でも、多分数年のうちに「あっ!食べるものがない!」という時が来るだろうと自分は思う。

しかし、問題はそれだけではない。

たとえば年金はどうなるのか。いままじめに国民年金をかけている人は、1か月に6万だか8万だかの年金を受け取っていると思う。が、それは物価が変わらないという前提だ。もし物価が10数%も上昇したら。もっと上昇したら?年金はひょっとすると全然役に立たなくなるかもしれない。

役所はどんどん税金だけは値上げをするだろう。ある時に庶民が「こんなの払っていられるか!」とデモや打ちこわしに走るかもしれない。

 

ところが今日別の記事を見つけた。

東大の経済学者でも「日本円の紙くず化」は避けられない…日銀の植田総裁が”異次元緩和”をやめられない理由(プレジデントオンライン) – Yahoo!ニュース

この記事は藤巻健史さんという社長さん、若い時は凄腕のトレーダーだった方なのだろうが、そういう方がお書きになったものだ。ドルの前提とかはなしで、日本円の危機について訴えている。彼の結論では、日本銀行は中央銀行としての役割を果たせなくなっているのだから、ドル建ての別の銀行を構える必要がある、みたいなことをお書きになっているようだが、どうだろうか。

こういう皆さんがご主張になるような、相当ひどい未来があるのか、ちょっとわからない。気を付けて今後を見ていく必要はあるだろうと思う。

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