昨日滋賀県と福井県の境にある赤坂山に、大阪の6年生児童がガイド・教員合わせて89人で登山・ハイキングを行った。途中で最後尾の4人が近道をしようとして急な斜面を登ろうとしたらしく、そのうちの2名が危ないと感じて教員に連絡した。教員は残りの2名を探したが見つけることが出来ず、山頂で点呼を取ったところ2名がいないことを確認した。昨晩から夜を徹して捜索が続いている。
2013/5/27 14:50 赤坂山
これは山頂点呼時のホロスコープである。
今まで、行方不明というのは、ちゃんとしたホロスコープが作れなかった。たとえば島根県女子大生殺人のようなときも、行方が分からないという段階で報道はあったのだけれど、いついなくなったと気が付いたのか、という時間・場所が設定できなかったのだ。
一般的に、ホロスコープでは隠れたものというのを表すのに第12ハウス、あるいは第6ハウスを使うと思う。第8ハウスもなのだけれど、第8ハウスだと今まで死者でやってきたから、一緒にするのもどうかと思うが、一応見てみる。
第12ハウスは乙女で、支配星水星は双子の第9ハウス。
第8ハウスは雄牛で、支配星金星も双子の第9ハウス。
この二つは違うと思う。なぜかというと、第9ハウスは高い場所を指し、双子は風通しの良い場所を指す。しかもここに星が集まっているので、教員やガイドとともに山頂に集まった人たちを指しているように見える。
では第6ハウスではどうか。第6ハウスだと、魚になって第5ハウスの海王星になる。こうだとすると、この人たちは沢や池のあるところに降りたのではないかということになるだろう。また第5ハウスは遊べるところという意味合いがある。この近くには割といろいろなレジャー施設、スキー場だとか研修施設のようなものはあるから、そういうところに近いかもしれないという判断ができる。
もっと単純に子供と考えて第5ハウスというのはどうか?しかし、子供は沢山いるわけだ。一応その線を考えた場合、第6ハウスの天王星で荒れた土地、砂地に出ましたということになるのだろう。
ディスポジターはどうだろう。海王星は孤立していて、本宮である魚にある。土星と冥王星がミューチュアルレセプションで、月もこの仲間に入っている。後の星は水星がディスポジターになる。ということは判断材料としては海王星の可能性が高いと思う。
POFは牡牛第8ハウスになる。藪のようなところで見えない場所ということになるのだろう。
総合判断すると、水の近くの藪のなかで、あるいは周囲の施設から近いところかもしれない。しかし、完全に周囲から孤立して道を失っており、厳しい状況という判断としておきます。なお、占星術でこういうことをすることに対して、不快に思う方もいるかもしれない。早期に無事に見つかってほしいという願いは同じです。