アメリカ政府機関の一部が、予算が成立しなかったために新年度が始まる10月1日、日本時間13時00分から閉鎖が始まった。このことについて、占星術的にどう見るか、いつまで続くかというご質問をいただいた。
占星術がこのことをどう見るか・・・ごめんなさい、浅学にてちょっと。
これ、占星術がわかっていても、アメリカのことをよく知っている人とかでだいぶ違うと思うし、占星術的な意味づけというのも、長いスパンですごく参考になること、というようなところまで見渡せません。
解除はいつか・・・これもはっきりとしたことは何もわからない。
仮にこの2013年10月1日13:00(日本時間)、ワシントンDCでホロスコープを作るとこうなる。
このホロスコープでどのハウスをどう割り当てていいのか、ムズカシイ。もし第10ハウスが公の機関と考えると、海王星で魚、強いて言えば冥王星とアスペクトがあることになるのかもしれないが、あいまいなままで大きな動きが見込めないということになってしまう。
行為の主体である第1ハウスは?月が支配しており、火星と合、金星とスクエアになっていて、獅子の22度にある。金星とのスクエアが0度、火星は分離の1度で、この後ボイドだ。
国の、いわば家の中ということで、無理やり第4ハウス。水星。水星は土星と合になる。8度だ。これ、止まるという象意かな。それとも秩序だったことになるという象意か。
ただ、ボイドが明けるまで8度、水星と土星のアスペクトまで8度、ひょっとすると8日か8週で動きがあるのではないか。とはいえ、8週というのは常識的に考えて長すぎるのではないかと思う。あるいは、来週初めぐらいに、何らかの動きがあるのではないかと思う。ですけど、確信はありません。一般的な定式にあてはまるわけではないので・・・
通りすがりの者ですが、もしよろしければマンデン占星術のハウスをご参考ください。
第1ハウス 主権者(国民)とその環境
第2ハウス 国家の財政状態、金融政策、税制
第3ハウス 初等教育の環境と政策、通信、情報、流通、貿易
第4ハウス 国土や領土の環境。ここが悪いと災害や戦争などの国土破壊が起き易い
第5ハウス 出生率、穀物の生産高
第6ハウス 雇用状態、軍事関連。ここを刺激されると、戦争につながることも。
第7ハウス 国のパートナー、2国関係の当事者や同盟国。日本ならアメリカなど
第8ハウス 出生率、外国との借款関係、貿易に絡む国家的な金銭状態、株価
(第2ハウスとの対比で)、投機や外国との経済関係
第9ハウス 高等教育の状態、宗教、司法、思想の環境
第10ハウス その国の最高権力、政府、政府機関、政府の最高権力者
第11ハウス 政党、議会、国庫の豊さ(第10ハウスより2番目のハウスにあたる)
第12ハウス 敵、スパイ、テロ活動、裏社会、陰謀。第6ハウスの軍事と対比して
・・・2室月火合が5室金星とスクエアですね。
くじらさん、こんにちわ。
コメントありがとうございます。
ただ、このハウスの意味合いというのはインターネットにもでていますよね。
私も知らないわけではありません。占星術師は誰でも知っている当たり前のことなのではないでしょうか。
問題はこのハウスの意味合いの表じゃないんです。
第二ハウスで火星と月が合だ、だとすると、それが何を意味するのか当てることなのです。
経済の問題、教科書的にはそういうことだということは誰だってわかりますよ。
自分が馬鹿だと思うのは、これを見た時に、これが国債のデフォルトの問題だとか、そういう具体的なことを思いつかないという点なのです。
私自身は具体的なことを当ててなんぼ、と思っています。でも、そのためにはその世界にも通じてないとダメなんですよね。
プロの方に大変失礼なことを言ってしまったようです。お詫びいたします。
いえ、そんなことはないですよ。
というか、実はとても重要な問題提起なのかもしれないと思います。