座間の9遺体の事件、一応ホロスコープは作ってみた。4時半が発見の時間なのだそうだ。
2017/10/30 16:30 神奈川県座間市
一応殺人事件で、遺体発見時刻であるわけだが、犯人はそこにいて、傍らのクーラーボックスを指して「(探している女性は)ここです。」と言ったという。
何もかも、あり得ない状況のように思える。
それでホロスコープ上被害者である遺体は第7ハウス蠍の木星で表されることになるだろうが、木星にはスクエアもオポジションもない。しいて言うなら、牡羊の天王星がクインカンクスで、被害者から見て第3ハウスを支配している、つまり新しい科学技術(天王星)の通信(第3ハウス)で、インターネットの知り合いということになるだろうか。
しかし、月、海王星がトライン、冥王星がセクスタイルがあるだけだ。月は火星とはクインカンクスだが、月と火星と木星はオーブ0になっている。あるいはアプローチしてきたお兄さんということになるのか?しかし、被害者も死にたがっていた人ではあるわけで、こういうホロスコープになってしまうのだろうか。
6畳の部屋に9遺体が解体された状態であって、ネコの砂で消臭しようとしていても周囲には異臭が漂うところで、この男は寝泊まりをしていたわけで、普通は考えられないことのように思う。周囲の話を聞くと、この男は乱暴なやつだったり素行の特別に悪いヤツということでもなく、ある意味おとなしい人だった。しかし、普通は一人殺した後で「やってしまった・・・」みたいな恐怖が先に立つのが普通だと思うのです。
前にNHKのBS時代劇「塚原卜伝」で、堺雅人扮する塚原新右衛門が初めて人を切ったときに、付き添いの平岳大演ずる左門に、少しもつかれたとか眠たいとか感じないというと、左門はそれが血に酔うということなのだ、と言った。血に酔うのに任せていると暗黒の世界に引きずり込まれてしまう。
多分、そういうことなのではないだろうか。なんでもない人だったが、思いついて一人殺してしまうと、その感覚に溺れてしまって、いくらでも殺せてしまう。