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Oikonomia (1)

ギリシャ語のoikonomia ( οίκονομία ) は、今では経済(oeconomia, economy)と訳される単語で、家の中の切り盛りから金のやりくりみたいなことになったと言われている言葉だけれど、キリスト教の中心的思想でもある。というか、キリスト教というのはOikonomiaの思想だと言ってもいいかもしれない。日本の教会では「慮り」と訳される。だが、この思想はあまり知られていない。

oikonomiaというのは、教会的な言い方をすると、神がこの世を創造され、被造物・人間をお作りになり、聖霊をもってそれぞれの命をはぐくみ、パラダイスから追放された人間に対して、律法を授け、預言者を送り、ついには自分の子をお送りになって、自分のもとに帰ってくるようになさった、一連の創造・救済の業のことである。

 

しかし、今風の言い方をすれば、この救済の業ということは、今の言葉でいう進化に相当する。

 

現代の科学では、生命は地球という特殊な環境で偶発的に発生したものだと考えられている。それが偶発的なものだという仮定があるからこそ、たとえば「他の星に生命がいるか」というような問いかけになってしまうが、これはそもそも間違っている。

キリスト教はこう教える。すべての被造物は遍在する聖霊によって命を与えられ、神の元に戻るようにずっと成長を続けている。遍在する聖霊は一なる神そのものであり、神から直接出たものである。さらにそこから出た個物、つまり子も、バラバラに個別に存在するものではなくてそれ自体も神そのものであり、神から生まれたものである。

 

直接的に日常生活で聖霊を確認できればそれに越したことはないが、ぶっ飛びすぎていると考える人も多いだろうから、アナロジーで行きます。

地上に有機生命体を構成する有機物が存在するのはなぜか。

有機物というのは生物の体を作っている炭素化合物である。だけど、炭素そのものが有機物であるとは言わない。ダイヤモンドは炭素だけど、有機物と言わない。二酸化炭素も炭素化合物だけど有機物と言わない。こうしたものはいずれも生物の体を作る炭素化合物と違う。

有機物ができるのは、植物が光合成を行って、空気中の二酸化炭素を炭素化合物に変化させるからである。つまり、日光の力によって、無機物を有機物に変換し、太陽からのエネルギーを地表に蓄えているのだ。私たちが知っているエネルギー資源、石油・石炭・ガスなどもすべてこの力に寄っている。

 

すべての被造物において、太陽と有機生命体との関係に似たことが、聖霊との間で起こっている。生命があるところには必ず聖霊がある。(続く)

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