前回の記事 再びこの話題を取り上げてみる。
ASCが山羊に入るということについて、自分は多くの場合、その人は働くのだろう、と考えていた。本当はわからない。農業に従事する時期なのかもしれない。建設業かもしれない。山羊が示すところの何かが起こる。だが、大方の場合それは働くという意味ではないか?
実際にそのように依頼者に伝えてあたったケースもある。つまり、「人生のある時期に一生懸命働かないといけなくなりましたよね?」みたいなことを言って、その通りだったということ。
しかし、昨日寝床の中である例を思い浮かべて、どうも納得できなくなった。その人はASCが山羊にある間、働いていない。農業をしていたわけでも建築をしていたわけでもなく、パートや水商売をしていたわけでもなく、金は稼がないけどどこかの組織で懸命に何かをしていたというわけでもない。なぜだ?
自分が「一生懸命働かないといけなくなりましたよね?」と言った方は、第2ハウスに土星があった。土星は、経済的困窮をしのぐために必死で働かないといけない位置にあるように見える。
一方で、その時期に働いていなかった人の土星は、第7ハウスにあった。そして、確かにその時期、第7ハウスの土星に象徴されるような人間関係の中に置かれた時期だった。
だから、多分これは大雑把に言えるのだろうと思う。ASCを支配している星の状況、とりわけハウスによってその意味は大きく変わる。
たとえば山羊だからと言って、必ず労働すると決まったわけではなく、土星が第4ハウスにあるならば家のことをするとか、土星が第9ハウスにあるならば宗教や法律に没頭するとか、そういうこともありえるわけだ。
進行したAscの支配星のハウス、というのは、ネイタルでのハウスを見ているのですよね?
次の誕生日の進行図ではAscがてんびん座、金星は6ハウスだ。なんか忙しそう・・・。
あめさん、こんばんわ。
個別のことになりますので、メールでのご連絡といたしました。