伝統的な宗教、以前からの価値観とは違う主張、だけどもっともらしくて、一見説得力のある思想、そういうものが世界を席巻している。
たとえばLGBTQ。たとえば国にとって、少子化とかが問題であれば、何故今更LGBTQの権利の問題など認めないといけないのか。伝統的な宗教、キリスト教も仏教もイスラム教も、そうした考えには否定的だが、今それは非常にポピュラーになっている。
そして、それに従わない人々、逆に言うと伝統的な生活を守っている人々は、この思想を盾にして攻撃対象になってしまう。
こうした思想を世界に伝えるために作られたNGO団体は、軍隊やメディアのような規制の目をかいくぐって他の国に入り込むことができる。
ウクライナ問題が表面化してきてから、積極的に活動しているいくつかのNGO団体を出してみる。これらの団体は、派手にFacebookなどに広告を掲載して「ウクライナ支援」がどうこう言っている団体だ。
1.ヒューマン・ライツ・ウォッチ
ウクライナに入り込んで、死者数や被害者数をニュースで伝えている団体だ。が、ドンバスでウクライナ軍がやっている虐殺行為に対しては冷淡だ。Wikipediaにもコソボ紛争で片方の当事者であるセルビア人により厳しい、と書かれている。正教側は敵とみなしているという事でしょうね。
で、調べてみると、この事務局長ケネス・ロスの両親はドイツから避難してきたユダヤ人であることがわかる。
2.アムネスティ・インターナショナル
これも人権団体である。ここも基本的にはウクライナでの民衆の被害にはやかましいが、ロシア系住民が受けてきた被害については冷淡である。
この創設者は、ピーター・ベネンソンという人で、父親はイギリス生まれのユダヤ人、母親はロシア生まれのユダヤ人だ。
3.国境なき医師団・世界の医療団
創立者の一人、ベルナール・クシュネルについては、父方の祖父はラトビアからフランスのアヴィニョンに避難してきたユダヤ人だ。
前にも書いたが、アメリカの中枢部を形成する人々は、みな東ヨーロッパ、さらに言えばロシアやウクライナを起源とするユダヤ人である。ブリンケン国務長官もウクライナ系のユダヤ人。カマラ・ハリスのご主人もユダヤ人。イエレン財務長官もポーランド系ユダヤ人。2014年のマイダンのクーデターを主導したビクトリア・ヌーランドもウクライナ系ユダヤ人。FRBの偉いさんとか、連邦裁判所の裁判官など多くの人がユダヤ人ロビーに属している。
昔、スペインが中南米やアジア諸国を侵略するとき、まず宣教師が現地に行った。宣教師は優しく、新しい思想を彼らに吹き込む。そしてその後ろには銃を持ったスペイン人が構えていて、インディオ達の社会を破壊して社会を占領していった。
こうしたNGOは、この民主党の中枢勢力、いわゆるネオコン勢力の、いわば宣教師なのだ。
宣教師だって一人一人はまじめな人だった。だが結局そのあとには軍隊がやってきた。今回もおそらく一人一人の参加者は、ほとんどがまじめな人に違いない。
彼らは各地で「人権侵害だ!」と騒ぎ立てて、その政府の不当性を訴える。その時に必ず、同じパターンのマークを使う。アムネスティ・インターナショナルでは、抗議者が片手をこぶしにして高く掲げるポーズが、人権抑圧に対する抗議のポーズとして使われる。そしてそれは、ネオコン勢力が戦争を起こす世界各地で同じシンボルとして使われる。ネットで検索すると大体同じ図柄が用意されている。
実際のところ、フセイン政権、カダフィ大佐の政権でも、人々は幸せに暮らしていた。ウクライナだってそうだ。ところがこういう人々が入ってきて、やれ民主主義だ、やれ人権だと言いながら、実際には社会を破壊していくのである。そして、最後には軍隊が入ってきて、人々の生活は粉々に壊されてしまう。にも拘らず、こうした団体は、「これだけ独裁者によって人命が失われました」などと叫び続ける。
だけど、結局糸を引いているのは同じ人々なのだ。
更に、こうして政府の規制を逃れて入り込んだ人々が、実際には人身売買や臓器売買に加担しているという話も聞いてはいる。ウクライナは実際にはそうした人身売買や臓器売買、麻薬取引、武器取引等の巣窟となってきた場所だ。だが、これについては私自身も検証ができていない部分があるので、今回は掲載しないでおこう。
でも怖いと思いません?要するに、これらの団体が活動しているのは、ただただロシアを倒すため、自分たちが行っている虐殺行為を隠ぺいするためなのだ。
こんにちは。
毎回読ませていただき
管理人さんが調べられてることに
とても共感を覚えています。
私もウクライナを調べるにつれて
もっと根深いものが沢山繋がりをもって出てくることに驚かされています。このようなことは単なる陰謀論者としてしか受け止めてもらえず、ほとんどの方は自分で調べないでメディアを鵜呑みにし思考停止しています。これも彼らのやり口なのでしょう。私にとって今までの当たり前、常識がひっくり返っています。
知ってしまった以上あとには戻れません。まだまだ知るべきことがあります。そして今後どうあらねばいけないのか考えていかなければなりません。
管理人さんのような方がいて
安心します。
michicoさん、こんにちわ。
Facebookは面倒くさくてしばらく離れていたのですが、今回のことを受けて、色々な人がこの問題に疑問を持っていること、気が付いていることが徐々にわかってきました。
私も当初非常に落ち込むというか、毎日毎日大音量で嘘を聞かされることに頭がおかしくなりそうでしたが、最近ちょっと希望をもって見ています。
今回、はったりが雑すぎて、多くの人が気が付いてきていると思うのです。