昨日ネットやらでニュースでコメンテーターとして出演している「ショーンK」という人物の学歴詐称報道を見た。
情報番組にゲストで出演していて、この春からは番組のメインキャスターも務める予定だったこの人は、ハーバード大学のMBAで米国デラウエァに本社があるコンサルタント会社の社長さんで、世界中に現地法人を持ち、相当数の有名企業のコンサルタントをやっている・・・という触れ込みだった。しかし、どうやらこの学歴は嘘で、デラウエアにはそれらしい建物はなく納税は日本だということのようだ。それのみならず、実はこの人は熊本県出身の普通の日本人で、なんでも高校時代は「ホラッチョ川上」と呼ばれていたらしい。ホラッチョというのはほらふきという意味だそうだ。でも、この人Web上にインタビュー記事とかもあるし、出版とかも結構あるんですよ。
自分はこの人を見たときに、どうも一種の気持ち悪さみたいなものは感じていた。もっとも自分はハーバード大学にいったこともなければ、超お金持ちになったこともないから、なんともいえないところなのだけど、自分の経験では学歴のあるやつというのはふつうもっと「変な奴」であることがおおい。この人はまるで外見から何から、マンガに出てくるきれいにあつらえられた人物のようなのだった。
それに、「ハーバード」って、嘘でいうのにはもってこいの学校なのだ。前に一度ハーバードだと嘘をついた人物を個人的に知っている。自分はそいつと商売をした。はったりでそれなりにアメリカで頑張った人物ではあったが・・・嘘で「東大」「ケンブリッジ」とかはなかなか言いにくいのだ。
心理学者のスコットペックさんは著書の「平気でうそをつく人々」の中で、多くの人が嘘に直面したときの普通の反応は混乱だ、と言っている。たぶん、こういう人物に対面したとき、多くの人は・・・混乱する。
占いではどうだろう?嘘の依頼が来たら?
実際には「お商売です」という看板を出してから、そういう依頼が来たことはない・・・ある意味当たり前で、金を払うのだ、ということは人々の心に一定の線引きを要求する。
しかし、ネットのフリーのスペースで占星術をやっていると、そういうことが発生する可能性もある。一度そういうことがあった。
やっぱり、混乱しました。
この人は彼女との今後について聞いていた。本人は第6ハウス蠍の金星、相手は第6ハウスの火星。アスペクトはなく、良いとも悪いともいえない。何かが起こる、とも言えない。つまり、この人は彼女のことで悩むようなことがあるはずがないのだ。
しかし、金星は土星とオーブ0のセクスタイルがある。月ともセクスタイルになっている。何かがある。それもまた、何か悩みがあるというような感じには見えない。そう・・・あとで考えてみると、そいつはこれを楽しんで意図を持ってやっているわけだ。
ただまあ、ネット上とはいえ、自分は、相手を信じる前提でやってるわけですよ。礼儀としておかしな返事をするわけにはいかない。後でこの人は、自分には彼女はおらず、ただ単にだますためだけに依頼をしたと告白した。
占い師が詐欺師だなどという人がいるが、それは全く正しくない。世の中には4種類の人がいる。
- 占いを知っていて正直な人
- 占いを知っていて嘘をつく人
- 占いを知らない正直な人
- 占いを知らない嘘をつく人
だ。
彼が出ているテレビ(報ステ、とくダネ)殆ど見たことなかったので
自分が見ているフジテレビ「あしたのニュース」「すぽると」の後継番組のMC予定と聞いて
初めてインテルのCMキャッチコピー「インテル入っている」の声の人だと知りました。
今回経歴が嘘と知り生年月日をみてみたら
大運空亡のあとの午未空亡、空亡のときに得たものはのちのち失う
という典型。せっかくいい声持っているんだから、ナレーターとかDJで止めておけばよかったのに
と思いますが、自分だって空亡で得たものはのちのち失うと戒めなきゃと言い聞かせているところです
中野劇団員は逮捕されましたが、以前の殺人事件2つは続報まだですね
まあ誕生日も嘘かもしれませんw 公表されている誕生日での話です
りんねさん、こんにちわ。
ご指摘の事件ゆっくりやります。
ホラッチョ川上、なんだか笑えますね。誕生日が本当かどうかはわからないけど、顔は胡散臭い人だな、とは思ってました。人の魂は顔に出ますよね・・。
それにしても嘘の占断依頼ですか。思いもしなかった。信じてないんでしょうね、占いのこと。
あめさん、こんにちわ。
記事にも書いた通り、ここにあげた例は、金を払って依頼するケースではありません。そういうことをする人はあまりいないでしょう。
こちらがいわばトラップに引っ掛かったケースです。
個人的に川上さんを見るつもりはあまりありませんが、多分今後は難しいでしょうね。これは自分の経験からです。口八丁・手八丁で出来る分には限界がある。嘘をつく人はまた嘘をつくと思うし。
ホラッチョ川上、私も笑えます。
実は、私は、この人のこと知りませんでした。
テレビは、よく見ているのに知りませんでした。
ベッキー騒動、清原薬物中毒、等の事件は知っていましたが、、。もぐりの私です。
成る程、検索してみると、整形、学歴詐称、
年齢も詐称かも。全部「嘘」ですかね。口八丁手八丁では、続かない。そう思います。
ひとつ嘘をつくとそれを辻褄を合わせるために又、話を作って嘘をつく。外国の大学のよく分からない学位とかになると確かめようがないですものね。
そして、占星術師さんに嘘をつく「すごい」としか言いようがありません。
ここで、、ひとつ。
実は、私の知人にこういう人がいます。
「嘘つき」と言うのではなくて、
人と話をしていて、だんだん話が進み、
結果、話を構築(?)していって、本人は嘘をついてるつもりは全く無いのたけれども、いつの間にか、その話があたかも本当に起こった出来事のように、本人も思い込んでしまう。
結果的に、虚偽であるのだけれど、本人、全く罪の意識無し。次々、話が構築されていく。
こういう状態、上手く説明できにくいのですが、
なんと言うのでしょうか?
心理学的に、あるいは、精神科病状的に、
もしも、ご存じの方がおられましたら教えて下さい。「作話」という物とは違うと思うのですが。
この話とは別に、
ホラッチョ川上さんも、最初は、冗談のつもりだったのかもしれない。病的なものではないと思いますが、とにかく笑えました。
ネコさん、こんにちわ。
病名はわからないです。
ショーンKさんは、最初はどうだったかわからないけど、最終的には病的なものだと思います。
自分は商売でうそをついたことがないか?あります。
今の商売ではないけど、旅行の仕事をしていた時は「海外の初めての土地でも、お客さんを不安にしないために、行ったことがないとはいうな」ということは教育されていました。
自分自身の嘘ではないけれども、開発者としての仕事をする際に、職務経歴をいわば「盛られる」ケースもありました。
商売の世界では、常に背伸びをしろ!というのはあるとは思うのです。大企業に売り込むのに、自分を卑下してはダメだ、みたいな。逆に当時の営業の人も、何ならIBMやヒューレット・パッカードが買ってくれるのか、よくわかっていたとは思います。
ただ、そういうことをする場合でも、バランスというものは考える。まして自分が起業してからは、自分が馬鹿だからかもしれないけど「これは後々突っ込まれるな」と思うことは極力避けています。
彼の場合その嘘の程度がかなり大きい。世界に7つの現地法人があり、デラウェアに本社があり、クライアントが600社、年商30億、ということになると、通常は「これ、ヤバいな」と思うものだと思うのです。
で、それは自分は本人のコンプレックスに起因したものだと思う。感情的な要因がなければここまで大きくはならないと自分は考えます。
ホラッチョ川上さんは、たしかにやはり病的ではありますね。これは、何なんでしょうね。
本人のコンプレックスに起因したもの、
あり得ますね。そんな悪気な人には見えませんね。
私の知人の話ですが、
あれから色々、検索してみたのですが、
やはり「作話」の可能性が強いです。
「妄想」とは違うようです。
「作話」は、自分が経験してないことを
あたかも自分が実際に経験したことのように
思い込んでしまう、他にも辻褄合わせの作話もあるようですが。起因は、色々あるようですが。
私の知人は、前者です。人を騙す気などは絶対に無い。妄想でもない。思い違いや勘違いではない。
以前から、話していて、あれ?? と思うこともあったのですが、最近、なんだかひどくなったようで、
気になっています。普段はもの静かな、温和な美しい人なのです。
大切な友人なのです、、、。
おもしろい記事をみかけたので。
http://news.goo.ne.jp/article/president/bizskills/president_17653.html?page=1
こういう人が許容される業界があるんだなあ、身近にいたらかなりイラついたりバカにしたりしたくなるけどね・・と思いながら読みました。