何日か前のことになります。
同じ会社で働いていた人で、私が会社を辞めた後も何かと連絡をいただいていた方がいた。特別に親しい間柄と言うこともなかったけれども、個人的にも仕事の相談をいただいたり、あるいは関連会社に移ってからもあれこれ話をいただいた。
もう関西から引き揚げてまる7年にもなるのだから、何年も会っていない。しかし、その人のことをなんとなく考えていた。久しぶりに。顔が浮かび、あの人は今どうしているだろう?
そして・・・その人から電話が来た。この電話と言うのも、実はそんな大した電話ではありません。私の仕事、パソコンとかそういうことに関係したちょっとした相談です。
普通に考えるとこれは偶然だということになるだろう。だが、違うと思う。
この現象、知ってる。
自分が子供のころ、橋本健博士が「霊感術入門」で書いておられた。なんでも博士は戦争中に殺人光線、原爆みたいなものの兵器の開発をしていて、戦争に負けて、大病を患い、命の瀬戸際みたいなのを歩いておられて、そうしたころに生長の家かなんかに出会って霊感に目覚めたということだった。そして、その後朝ふと「今日誰々が来るよ」というようなことを口走ると、本当にその人が来るというんだ。
これは本に書いてあることでうそみたいだけど、こういうことがある、と言っている人とブログで交流したこともある。その人も大体誰が来るかわかると言っていた。
そして、今、こんなことがあった。多分その現象だと思う。
だけどさ・・・そんなこと言ったって、前向きの何かに生かせるようなことじゃないですよ。
今日頭に思い浮かんだから、必ずそれが起こる、なんて言えないもの。
たまたまその人は、連絡なんかありそうもない人で、しかも、こういうこと言っちゃ悪いけど、ものすごく深い付き合いの人でもないわけですよ。あの人、どうしてるかなあ・・・という人で、結構深い付き合いだった人のことはいろいろ普段から考えるわけです。その電話はかからない。
でも、分かるような気もする。期待してたりしたらダメで、これはそういうのと関係ないところの積み上げなんだと思う。