あるハウスにある惑星がある、ということはどう考えたらいいのだろうか。
たとえば、第7ハウスに星がない人は結婚しないのだろうか?
まさか。
あるハウスに星がないからといって、その人にそのことが起こらないなんて言えない。
ただ、イレギュラーな彩りがないということにはなるかもしれない。
あるハウスに惑星があることと、ルーラーとなるサインがあるのとどう違うのだろうか。たとえば第4ハウスに太陽があることと、第4ハウスカスプが獅子であることとどう違うのだろうか。
私の周りにいる人の多くが、第7ハウスに木星がある。だからといってみんなリッチでステータスの高い人と結婚しているかというとそんなことはない。
ただ、第7ハウスに木星がある人は、木星に象徴される結婚生活であり、木星に象徴される資質を求め、特に木星が支配するハウスに関することに関してそれを求める。
たとえば、第2ハウスを木星が支配している、言い換えれば第2ハウスが射手であるなら、配偶者のとの間で金銭や所有物に対して尊重しまた尊重されることを求めもする。第3ハウスを支配していれば、隣人との関係や学校の問題やコミュニケーションについて配偶者に信義を求める。
一方、射手が第7ハウスであれば、包容力や思いやりのある配偶者を必要とすることになるだろう。もしその際木星が第9ハウスにあるのなら、結婚相手は大学の知り合いだったり医者だったりするかもしれない。
そして、あるハウスにある星があるということは、そのイベントが起こる明確な感受点があるということを示している。もし第7ハウスに木星があって、それが何かの星座の何度かにあるということは、単にその人の気質がそうである、というだけではなく、何年何月決まった時期に、予期されたイベントが起こる可能性があるということを示している。
そのイベントは、多分起こる。
彼には起きないことが私に起こる。世間一般の考えからは不公平なようにも思える。
だが、そんなことはない。それが占星術なのだ。
すごく興味深く参考になりました。
もみこさん、こんにちわ。
コメントありがとうございます。
なかなか、わかりやすい占星術というのをお届けするのはむずかしいものなのかもしれないと思います。
こうした記事がわかりやすいといっていただけて、うれしく思います。
このような読み方もあるんですね。
7ハウス月だと、母性的な相手を求める事になりそう?です。7ハウスのサインも蟹なので・・
Jさん、こんにちわ。
母性的、家庭的な結婚生活。ご自身は目標に向かってこつこつ力強く前進していく人で、こまめに助けを必要とする、ということになるでしょう。
恐らくJさんにとってパートナーはとても重要な位置を占めると思います。もし月がほかのハウスを支配しているのなら、そのハウスについて月の意味合いということになるわけですが、第7ハウスを支配しているということは、そもそもパートナーにそうであってほしいということになると思います。
後、移動や動きが多いという意味合いもあり得ます。その辺りはほかの星との関係などを見る必要があると思います。
丁寧なお返事ありがとうございます。
月は移動とも関係していそうですよね。
天王星とトラインなので、益々そのような傾向が強そうです。汗
実際友達は7ハウス射手座(in天王星)、9ハウスに木星があり、旦那さんとは大学時代に出会いました。
Jさん、こんにちわ。
本当はもう少し色々考えられることもあるのですが、それは個別の案件でご相談があったときということにします。
気が向かれるときがあれば、お気軽にご相談ください。