第4ハウスは、生まれた家との関係、また晩年を表すと言われる。
たとえば、見た目パリッと印象深いしし座のASCの人、こうした人は往々にして第4ハウスに蠍が来る。と、この人は家では両親、多分どちらかと言えば母親から厳しく何かをしつけられているということになる・・・そうだろうか。
私が知っている限り、そういう傾向はある。その人の華やかな印象は家庭での規律が影響しているのだ。
私は、第4ハウスの状況を見ると、家庭に違和感があり、早くから家を出る傾向になっている。
そして、実際そうなった。
ところが第4ハウスに土星があるのだ。
往々にして第4ハウスの土星は、家の問題がこの人の肩に重くのしかかっている現れだとテキストにはある。同時に本人が隠遁生活にあこがれていたりする。
家庭との違和感、不安定な関係。しかし、常に家のことを心配する位置にあることになる。そして、現実にそうなっている。私は長男ではないし、本来ここの家で何か期待されるべき立場ではなかった。一番先に家を飛び出た。子供の時、家にいた時間、注目度合いは低かった。しかし、結果的に私が実家にいてご先祖様のあれこれなど家のことにも関係することになっている。
だから何かあると、「これは、多分私の星から考えても、あり得ることなのだ。いまじたばたしても仕方がない。」と自分に言っている。
そして、次にこのことが動きそうな時期、進展しそうな時期というのも自分では予想している時期がある。