さて、それでターシャリー・プログレッションが何らかの事実を指し示しているか、検証してみる。
一応1975/1/1 12:00 東京の方のホロスコープとする。前回のやり方で、2011年ごろの☉する日付を出してみると、
1976/4/26 12:00 -> 2010/12/25 5:15:17
1976/4/27 12:00 -> 2011/1/21 12:58:28
となった。この1日で月は牡羊の0度11分から12度00分まで移動するのだが、出生図中の山羊10度03分に太陽があるので、この間で月がスクエアになるときがあるはずである。すると(2011年1月21日-2010年12月25日)÷(12度00分-0度11分)×(10度03分-0度11分)みたいな式でもって、17日ごろになるはず、と出せる。
だが、これを全部手計算するなんてのは、色々便法を考えることは出来るにしても、大変な作業だ。そこで、これをエクセルのマクロである程度計算させるようにする。すると、
こんな感じの表が出力された。
う~ん、まあまあ。
何が「まあまあ」なのかというと、例えば自分のやつを作ってみて、引越しの日ドンぴしゃりとか、そういうことはない。去年11月20日だったが、11月30日に月と天王星の合がやってきている。
プログラムを作るのは、一般の人には難しいだろうが、私自身にとっては時間さえきっちりかければできるのだから、思ったとおりのものが出てくる。
それよりも問題は「自分の人生を客観的に見る」ということのほうだ。
あたかも他人にするように、きちんと占断結果を書く、いやなことがあっても平静を装って・・・ということが重要だ。例えば上の例で言えば「11月30日移転や異動など」と書いて、ちゃんと1年作ってみるってことだ。
そしてそうしてみると、「まあまあ」かも。