進行するASCと、出生図の第8ハウスの支配星がアスペクトを作る時は、死期の重要な候補と考えられている。そうと限られているわけではないが、有力な候補である。これは必ずしもハードアスペクト(凶座相)に限らない。
具体的に言いましょう。何かのホロスコープソフトであなたの出生図を作りますね。そのとき第8ハウスのカスプが何かのサイン(星座)に当たっているでしょう。そして、もしそれが獅子なら太陽とか、山羊なら土星とか、双子なら水星とか、支配星が決まっています。その支配星があなたの死を表します。それはホロスコープ中のどこかにあるわけです。
一方ASCも表示されていますね。進行するというのは、1日を1年に見立てて計算します。たとえばあなたが5月1日の17:45生まれだったとします。すると、1日後、5月2日の17:45のASCの位置を1歳の時の場所に見立てます。10日後が10歳、20日後が20歳です。これはたとえば5月1日が20度だったら、5月2日は21度になるとか、ちょっとずつ動いていきます。
このようにして動いて行って、あなたの死を表す星がどこかのサインの25度にあって、ASCもどこかのサインの25度にあるようなとき、ちょうど60度とか、90度とか、120度とかになっています。こうした時にアスペクトが出来た、と考えます。
前にもこのブログ(あるいは前身のブログ)で検討したことがあるが、あながちデタラメとも言えず、誕生日の知られている有名人がこういう時期に死亡しているのを確認した。
だけど、ということはASCとこの死を表す星がアスペクトを作るのは、人生で1回きりではないことになる。20歳の時に一度そういうアスペクトがあったなら、50前後で、また80前後でそういうアスペクトができることになるだろう。
自分の場合も、若い時にそのアスペクトの時期があった。そして、そのとき自分の死を思い起こさせるような出来事が確かに起きた。そして、それだけではなくて、その星が示す他のホロスコープ上の意味をも満たすような出来事が起きた。第〇ハウスにどの星があったらどういう意味がある、とかあるじゃないですか。そういうこととも関係していたわけですよ。
ということは、もしその時に、選ぶべきものを選べば、死なずに済むのではないか・・・つまり、ええっと・・・
いやまあ、自分の話をするのは嫌だから、たとえばの話をしますよ。あなたがホロスコープ上莫大な財産を受け取ることになっていて、実際にそのように事が進んでいるとします。同時に、その莫大な財産を表す星が死を表していたとしたら、その莫大な財産をあきらめるような何かをすれば、死を回避できるのではないか。突然社長が親族の誰かにその席を譲ってひとり旅に出るとか・・・
・・・・ああ、ごめん。今日の話はまとまらない。忘れて、忘れて。
こんばんは、ネコです。
進行するASCと出生図の第8ハウスハウスの支配性がアスベクトを作る時は、死期のの重要な候補と考えられている、
そのことは何度かお教え頂いたような気がします。
ところが少しも身につかない、解らない、理解できない、。
いつまでたってもチンプンカンプン。
「アスベクトを作る」これだけはかろうじて解ります。
自分の死を思い起させるような出来事が確かに起きた、、。
そういえばそんな気がする。
「その時に選ぶべきものを選べば死なずに済むのではないか、、。」
確かに回避できるかもしれないですね。
しかし、人間は死ぬべき存在であります。必ず死にます。
聖書の中に書き記された「ラザロの復活」
主イエスによって甦らされ神を讃えて生きたラザロさえも最終的には死を迎えました。
(ここで聖書の「永遠の命」とは何を意味するかとなるとまた別の問題となると思います。)
「占星術で自分の人生を先に知る意味は何か」になると思います。
では、出生時にすべてが決まっている、ならば知る必要はないのではないか、
どういう路を辿るか占星術が100%ではないにしても、人間が死に行く存在であることは100%確かである。
全て神の御心であるなら知る必要はないというわけで、教会は占星術を禁じたのでありましょう。
しかし祈って祈っていく、、。
旧約によると「死」は、神様の祝宴に呼ばれていくようなもの、神様の祝宴を囲んでいるようなもの、
あの主イエスキリストでさえも、十字架に漬けられる前、
「御心ならばこの杯を私からとりのぞいて下さい」と祈ったと記されています。
私は、占星術によって先を知ることは、
「覚悟」決めるのに必要なのではないかと思っています。
「死」は年齢の順番ではないことも多いですね。
あれは、神様が順番を変えられたのだそうです。
神の御旨による大きな流れによって、変えられたのだそうです。
それではまた、、、。
ネコさん、こんにちわ。
コメントありがとうございます。
仰る通りだと思います。
ただ、因果なもので、どうしても自分がそういう知識があると、そういう実例を見てしまうことがある。
知らないほうがあるいは楽なのかもしれない。
覚悟自体は、そのときになれば受け入れることができると思う。だけど、もう少し人生が欲しいというケースもあるかもしれない。
多分、定められた時を変えるためには、何かそれ以上のものが必要なのではないかと思っています。
これを延ばしてくれ、と例えば生神女にとりなしを願ったとして、多分「そのように延ばすことによって、お前は何をしたいんだい?」とお聞きになるでしょう。
そして、「延ばしてあげましょう」ということになったとすると、それに引き換えに何らかの条件を提示されるかもしれない。
先程のコメント、名前が匿名になっていました。
内容にはネコです、と書いていますが、、。
失礼しました。
主イエスキリストでさえも、十字架につけられる前(前夜)
漬けられる になっています→つけられる の間違いです。
失礼しました。
初めまして。
肉親との死を現すアスペクト、その対象となる天体というものを検索ししていてこの記事に辿り着きました。
進行ASCと、出生図のロード8とのアスペクトが自分の死を・・・と書いてあったので、捜し物とは違うけれどチェックした処、調度自分の肉親の死亡日時でトランジットをとったチャート上で、
プログレスASCと、出生図ロード8とのタイトなアスペクトがあったのでコメントを残してみたくなりました。
私にとっては、自分の死とも云える様な巨大な事件だったのです。この、肉親との別れは。
だからなんだ、ではないけれど、進行ASCと出生ロード8とのアスペクト=自分の死という考え方は初めてみたので、興味を持ちました。
これからブログ内を色々読んできたいと思います。
通過猫様、こんにちわ。
コメントありがとうございます。
またいろいろ読んでいただけるということでありがとうございます。
通過猫様からコメントをいただいたのでいろいろ考えるのですが、私の父は私のASCがネータルの太陽とオポジションを作った年に亡くなりました。
だから通過猫様のようなことはあり得ることだと考えています。
一方で私には兄弟が何人かいます。その兄弟すべてにおいて、ASCが太陽とアスペクトを作っているわけではないし、作るはずもないです。
せっかくコメントをいただきましたので、またこの件は記事にしたいと思います。