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流音 (2)

今度は、ちょっと忘れないように書き残しておこう。

その、元号が「流音ばっかりになるんじゃないか」と思ったのは、予想というより、ちょっと理由があった。

破裂音とか摩擦音とか、そういう音があるということは、何かはっきりしたものを感じさせるような気がする。

 

たとえば大正、昭和、平成で皆出てくる「S」「SH」という音は、たとえば「しめる」「しばる」みたいに、紐をまいてぎゅっと絞めつけると、縛られているものと紐が摩擦してキリキリ軋むようなものを感じされる。

「T」の音だと、これは「戦い」「楽しい」「とつぜん」のように何かはじけるもの、思い切ってやるようなものを思わせる。

「K」の音は、「けんか」「けしからん」のような、何か力を感じさせる。

・・・ような気がする。

(濁音がついてしまうと、ちょっとなんか悪いものみたいに感じますから、それはあんまりないんでしょう。大体映画のキャラクターで「ゴ」なんとか、「ガ」なんとか、「ダ」なんとかとかいうと、悪者か、良いやつだったとしても突拍子もない力があるやつとかだもんね。)

 

一方で、流音、Rの音というものは、息を貯めておいて無音のまま吐き出すというようなことがない。何かはっきりしないもの、神秘的なもの、つかみどころのないものを連想させる。日本語でRの動詞ってあっただろうか?漢語では「冷」「霊」「流」「留」など、やはり冷たくて流れるようなもの、あいまいなものだ。ギリシャ語でもRで始まる言葉は、流れρεύμα、投げるρίχνω、着物ρούχο、根ρίζαのようなずっと続いていく感じの言葉が多い。

自分の持ってるイメージとして、海王星か冥王星みたいなイメージなんですよ。

今の皇太子殿下や世相みたいなことを考えた時に、新天皇が、ものすごく斬新なことをしたり、社会的な変化に踏み切ったりということが考えにくいような気がして。現状の維持で、人々はちょっと現実がパッとしなくて夢見がちな分野に向かうみたいな。と、まあ、総理の仰ったとおり、文化的な側面が発達したりはするかもしれないけど、「ビシッとやりますよ、ビシッと!」という感じではないような気がした。それで、ひょっとして流音になるんじゃないか、ということだったんです。

 

今日は学者さんは新元号で手放しで皆さん大喜びしていらっしゃいます。ま、いい・悪いじゃないんだけど、時代的にそういうものを反映しているような気がして。

ごめんよ、みんな喜んでるのに。俺は非国民だな。

流音 (2)」への2件のフィードバック

  1. タカコ

    昭和元年は冥王星が蟹座、平成元年は冥王星が蠍座、令和元年は冥王星が山羊座ですが、個人的な意見ですが、令の漢字が山羊座の意味というか影響というか無意識に選んでいるような気がします。

    返信
    1. simpledirect 投稿作成者

      タカコさん、こんにちわ。

      なるほどと思いました。そういう観点は重要かもしれません。
      また、当然このブログとしては、元号発表のホロスコープや元号開始のホロスコープを出すのが筋ですよね。すみません。
      先ほど新しい記事を追加しました。

      返信

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