1月中の無料占断の間ご依頼いただいた方の非常に多くの方が、ASCが乙女座だった。
ご質問をいただいた。自分は色々見ていると、乙女の上昇宮より牡牛のように感じると。
その方とはいろいろメールをやり取りして、大体お分かりいただいたと思う。
土のサインの上昇宮の方は、割とかっちりした体つきで、水のサインのようにお肉がつきにくい。小さいときにほっぺたを触ってみると、蟹の人などはプクプク弾力があってかわいらしいが、土のサインの人は丸顔で見た目にほっぺたがあってもあんまりへこまなかったりする。雄牛も乙女もすらっと細長い手足で、雄牛が角ばった体躯で、乙女は敏捷という感じだ。しかし、これも第一ハウスに入る星などで変わる。
ただ、これは「占い師がこう言った」「本にこう書いてあった」ではなく、あなた自身の経験をデータベースにしていくことが重要である。実際に会って生活を共にする人で、この人の上昇宮は何で、この人の月はどこ、というのを知って、その上で「ああ、大体雄牛の人はこんなだな、乙女の人はこういう感じだな」と理解していかないと、机上の空論になってしまう。
占いを鵜呑みに信じるのもダメだし、検証もせずに否定するのもダメだ。両方とも机上の空論である。そうじゃない。一緒に働いて、話をし、協力をしたり争ったりし、ある目標に向けて努力する中で、なるほど彼の人生はこうだ、ああだというのでなければ、占いは意味がない。
さて、上昇宮、ASCは体躯だけではなく、その人の大きな人となりを表すことになる。
ASCが乙女の人は、当然のこととして、DEC(下降宮、第7ハウスカスプ)が魚になる。往々にして、第4ハウスは射手になる。その他のハウスも順番に決まる。
ASC乙女の人は、一般的に世話好きで細やか、さっさと物事をこなすが、人前で目立つ立場に立ってほかの人をぐいぐい引っ張るというような感じではない。
第7ハウス魚は、要するにパートナーが夢見がちだったり神秘的だったり何かにおぼれていたり、いわば「飛んでる」人だ。こういう飛んだ人を細やかに世話できるのはまさに乙女の人である。
また、こういう細やかな性格を支える家庭環境は、往々にして射手、つまり豊かで思いやりのある家庭、あるいは外国や法律のことに関わるということになる。思いやりある家庭環境、法律に関係する家庭環境、こういう家庭環境があればこそ、この人は細かい気遣いのできる性格になっている。
このように見ていけば、相対的なハウスの位置関係で示されるすべてのサイン(星座)が乙女という性格、象徴を支えていることが分かる。
ホントか、これ?人間はたった12の象徴に帰するのか?
そうだと思う。それを自分でちゃんと確かめることが出来るといいと思う。
こんばんは。わかりやすいお話ですね。
Asc乙女はほっぺたが固い、って本当かも。すっごく柔らかそう、と言われて、触った人が「えっ?固い・・・」って言います、小さい頃から。面白いですね。
あと第7ハウス魚、の記述も、「うわぁ、ピッタリ」です。
こうなると、他の上昇宮の外見の特徴なども知りたいですね。
あめさん、こんにちわ。
地道に積み重ねるしかないと思います。
ほっぺたを触ると固い。だけど、これは誰でもわかることじゃない。多分本には書いてありません。
ご自身であったり、ごく近い身内にそういう人がいて、その人の占星術上のデータを知っていて初めて気がつくことです。
再びこんばんは。こちらの記事も勉強になりました。
私はアセン山羊で、確かに頬っぺは堅い方です(笑)
7ハウスは自動的に蟹になりますが、友達の大半は細やかな気配りのある方です。
火星山羊のせいか、本来仕事の出来る男性がタイプですが、一方で7ハウス蟹が示すような家庭的な男性像も潜在的に求めているんだろうか・・・と自分なりに考えたりしています。
4ハウスは牡牛で、インテリアにはとても興味があります。
Jさん、こんにちわ。
そうですね。山羊の方は何人かイメージできる人がいますが、わりとやり手のしっかりした人に見える。
細やかなものを求めるといっても、同じように積極的な人が求められるのではないかと思います。
インテリアですか。
なるほど。
それらの皆さんのおうちのなかを覗いたことがありません。
今度気をつけるようにしてみます。