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アメリカ人さんよ、大丈夫か?

今から書く記事はディズニー映画「マレフィセント」のネタバレなところがあります。知りたくない人は見ないでください。

 

そんで、一度コナンが奪取した週間興行収入第一位の座を取り返して以来16週にわたってTOPを飾ってきた「アナと雪の女王」がついに首位陥落しました!やった、佐々木蔵之助・・・じゃないですね。トップを取ったのは同じディズニー映画の「マレフィセント」だった。

これ、変な話ですけど、ロシア語のLet it goが聞きたくてロシアのディズニーのページに行くと必ずトップページに表示されていたので、予告編みたいなのは毎度見てました。だけど、一位になったので、気になるじゃないですか。それで見に行ったわけではないのですが、どういう話なのかちょっとWebで探して見てみたのです。

・・・あ、アンジェリーナ・ジョリーさんの話は今回はなしということでお願いします。日本ではいろいろ評判の悪いアンジーですが、そのことは今回の話の本筋に多分関係ないと思うので・・・

 

眠れる森の美女に呪いをかけた悪い妖精は、実は王女のお父さんから裏切られたというのです。もともとこの妖精は妖精の国を支配していたが、人間の国から侵略を受け、そのときに愛し合っていた王女のお父さんに裏切りにあったというんですね。そして、王女に呪いをかけたものの、この王女がとても素直であることに感激して呪いを解こうとしてもどうしてもできない。王子のキスでも王女は目覚めることなく、この悪役の妖精のキスで目覚めるのです・・・って、おい。聞いたような話じゃない?

 

つまりアナと雪の女王と構造が全く一緒ですよ。もともとの話では悪役である雪の女王とか悪い妖精には、実は悪に走る理由がありました。そして、その悪者役の女とヒロインであるアナとかお姫様(オーロラ姫というのだそうですけど)との真実の愛によってめでたしめでたしの結論を迎えます。ヒーローはいなくて、男は全部脇役。王子様は悪者か、あんまり役に立たない人。

 

先日Happy endingという記事を書いて、アメリカ人はこんな話は作らない!と宣言したばかりなのに、なんてことでしょう。

それにこの構図で「真実の愛」とやらがずっと訴え続けられるものなのですか?オーロラ姫って、自分を裏切った男の子供でしょ?それでOKなの?「これで、いいの?」

というか、自分としては何でアメリカ人がこんな話を作りはじめたのか、それに興味があります。どう考えてもおかしいような。

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