7つの世界について触れているものがいくつかある。
その中に含まれる真実性がどうか、ということは別にして、何回かに分けて、まずその通り紹介しよう。
グルジェフは、現代物理学は2つの力による変化を基礎においているが、本当は3つの力を考えなければならないと言った。
絶対の中では3つの力が一つの意志を形成している。しかし2番目の世界の中では3つの力は3つの別々の力として働く。第2序列の世界で働く力は第3序列の世界を作るが、そこでは第2序列の世界のそれぞれはそれ自身の力を表すためにそこで働く力は6つになる。そして4番目の世界では12、5番目の世界では24と続く。
世界は原子からなっているという考え方もある。しかし、その原子が分割できないのは、ある一定のレベルでのみだ。絶対の原子だけが本当に分割不可能である。2番目の世界では絶対の世界の原子3つからなる3倍重い原子からできている。3番目の世界では6倍重い原子、4番目では12倍と続く。