毎日聞いているStarのギリシャ語のお昼過ぎのニュースは、大体エレーニさん、カテリーナさん、ラニアさんが持ち回りで担当しているのだが、今月の初めカテリーナさんが真っ黒に日焼けして出てきた。
左が1月末のカテリーナさん、右は6月3日のカテリーナさん。
・・・最初違う人かと思った。おお、休みを楽しんできたんだな。
日照時間が少ないヨーロッパ、ロシアと言った土地では、やっぱり日光浴がいいものとして受け入れられているのだと思う。バカンスに海岸に出て肌を焼いている人の写真とかでるもの。
一方で、日本では美白がいい、一度しみがついたら取れない、ガンになる云々で、「日光を避けるのが正しい」というのが、一般化している。秋田の人は日本でもっとも日照時間が少なくて肌がきれい、秋田美人だとか。
それで徹底している人は本当に徹底している。腕には必ず、なんていうんですか、カバーみたいなのをまいて、日焼け止めをして、サングラスをかけ、日傘をさすとか、とにかく絶対焼けないようにする。
ところが昨日のNHKの「ガッテン」で、日本人の若い女性はビタミンD不足が深刻な状況にあるという特集をやった。日にあたらないということでビタミンDが体に生成されない。そうするとカルシウムの摂取とかに問題が出て、骨折など様々な危険が生まれる、というわけだ。
やっぱり自然なありかたからあまりにも離れたことは、どこか間違いがあるんだと思う。一時期、本当に日光に当たると危険だというのをメディアが喧伝した。でも、農作業も海水浴も、あれもこれも絶望的にダメってのは本当に正しいのかどうか・・・ヨーロッパ人は焼いてるやん!
どっちの極端も、やっぱり人為的極端は、警戒したほうがいい。お医者さんやテレビもその時その時でいうことがコロコロ変わってるもの。