リトグリさん、それ以前からも、なんとなく歌のうまいグループが出ているという認識はあったんだけれど、2018年にNHKののど自慢にでて「世界はあなたに笑いかけている」を歌うのを見て、興味を持った。
大学の合唱団とかが起源のコーラスグループってあります。古いグループだけどダークダックスさんとかがそう。そういう同じ学校で歌が好き同士で、プロになりましょう、みたいな自然発生的なグループなら、どう考えても30前ぐらいになっていないとおかしいと思うのだけれど、見た感じが若すぎる。そしてその割に歌がうますぎる。なんだ、この子ら?
そしてググって、この人たちは歌うま少女のオーディションを合格した選抜メンバーで、中のメンバーさんたちは、中学生にしてカラオケバトルでMay Jさんなんかと激戦を繰り広げた猛者さんたちだと知った。
「世界はあなたに笑いかけている」などを聞いた時に、圧倒的に目立つのは、かれんさん、manakaさん、芹奈さんで、最初は目立つ子に注目する。向かって左から2番目のMAYUさんは圧倒的にバックに回っている割合が大きい。だけど、実はMAYUさんは明るくておもろい大阪人らしい。頭の回転も速いし、ダンスも切れている。
そうこうするうちに、MAYUさんはぴちぴちピッチ押しだということがわかってきた。
仮にMAYUさんがリアルタイムでぴちぴちピッチを見てたとすると、4~5歳ぐらいなんです。4歳、圧倒的な影響ですよ。多分3歳や2歳だと、記憶があいまいになってくる。4歳、5歳というのは多分小さい頃の思い出として非常に鮮明に覚えている時期ということになる。
ギリシャ語バージョンが出ているのが日本の10年後なので、自分は10数年遅れで見ている。
その十数年の間、MAYUさんは一途に片思いもし、歌に生きて・・・なんというか、いいじゃないですか。るちあさんそのものですよ。
るちあさんは、「あかん、もう、どないしようもない!」みたいなときに静かに歌いだす。歌の力を信じて。それから海斗君が自分の記憶を喪失してしまって、たまたま命を救ってくれたほかの女のこと仲良くするような場面でも、ずっと一途に海斗君のことを思い続ける。
そういうのに影響されて歌手になったとして、いいんじゃないの。
いま、歌手の皆さんもほとんどの活動ができないということで大変だろうと思います。でも、まあ、たまたまピッチファンということで、ご活躍の際には応援したいですね。