ギリシャ語のニュースでも、8月の間は大体天候のニュースがあった。ヨーロッパも異常気象で、40度以上ということが珍しくなかったから。
さて、いろいろな天候用語のほかにμποφόρ(ボフォール)という言葉が出てくる。これは風の強さを表す言葉で、イギリスのボフォートさんという人が考案したものらしいが、この名前はフランス語起源の名前で、フランス語では語尾のTを発音しないので、それらしく読むとボフォールということになる。ギリシャ語のものはこれの音写です。
ギリシャの天気予報ではこの階級が使われているらしい。
ちなみに日本では発音が間違って伝えられており、ビューフォート風力階級と言われている。
実は少し前にμποφόρが風の強さだということは辞書を調べて分かってはいたのです。
ですが、6 μποφόρ とか 7 μποφόρとか言われても、ニュースで言われても、すぐにわからなきゃ意味がないですよね。
対応表を見ればいいのだけれど
5 μποφόρ は風速10m
6 μποφόρ は風速12~13m
7 μποφόρ は風速15m
8 μποφόρ は風速20m弱
9 μποφόρ は風速20m以上
ぐらいに考えておけばよさそうだ。ニュースでもあんまり9以上の数値を言うことはありません。大体6~9ぐらいです。