なんとなく野放しにした男女がくっつく、そう結婚するとか同棲するとかする、その場合、きっと片方の重要な星と片方の土星に顕著なアスペクトがある。なぜだよ!だが、なんとなくそういう傾向がある。
じゃあ、その土星のコンタクトのある人が、いわば相性のいい人、離婚しない人か?というとこれはわからない。ひどい仲の人もいると思う。
ごく簡単な言葉でいうと恋愛結婚なのである。恋愛結婚だから、激しく愛し合っているか?というと、必ずしもそうではないのではないか。愛し合うならこの人、最高の人、だけど結婚するならこの人かもしれない。必ず毎日激しく思っている人と結婚したとは限らないのではないか。
しかし、恋愛結婚というのは誰も主導しないのである。本人たちが何かのきっかけで「この人と結婚するしかないな」と思って結婚するわけだ。
私の両親の世代、誰も恋愛結婚しなかった!ほとんどすべての人が、誰かの紹介や見合いで結婚しているのである。そして、私の両親の土星は、お互いの太陽や月には特に目だったコンタクトがない。しいて言えば母の月と父の土星がスクエア、だがオーブは4度ある。顕著ともいえない。この世代のホロスコープの実例というのはあまり見ていない。
とすると、ですよ・・・以下仮説です。検証されたことと思わないでね。
土星のコンタクトがあるということは、多分どちらかがどちらかに何らかの形で負担をかけたり依存をしたりせざるを得ないような状況なのかもしれない。
なんとなく野放しになっている男女が、わざわざ一緒に暮らすという決意をするということは、そういうお膳立てが自然に出来上がる関係ということなのではないか?
しかし、見合いというのはそういう依存関係というものを考える必要がない結婚形態である。
別に自分としては結婚しようとは思わない。家庭も満足だし、就職もしてある程度稼ぎもできる。家族の中で朗らかに暮らしていて、料理だとか家事だとか、家や地域のこともそこそこなんとかなっている。結婚なんてまだ早い、などと考えているところに突然「お前もそろそろ結婚したらどうだ」という話がもたらされるわけだ。
もし仮に、見合いの人々が土星と太陽や月のアスペクトが互いにないとしたなら。
それって評価されるべきことなのではないか、とふと思った。外部の人が、相性がいい、と思う相手をくっつければいいのだ。
しかし、これは仮説です。わかりませんよ。今後ももう少し気を付けてみるようにします。