ホロスコープのサイン(星座)とハウスは、一応対応している。
雄羊は通常第一ハウスと、牡牛は通常第二ハウスと、双子は通常第三ハウスと象意を共有している。
雄羊、蟹、天秤、山羊は能動的なサインとして、カーディナルサインと呼ばれる。牡牛、獅子、蠍、水がめは受動性でフィックスドサイン、双子、乙女、いて、魚は中和性でミュータブルサインだが、対応するハウスはそれぞれアンギュラー、サクシーデント、ケーデントなどと呼ばれている。
どれがどれに能動でどれが受動なのか、いろいろに考えることができるだろうけれども、とりあえずいま、並んでいる順番で、雄羊->牡牛->双子で考えてみると、それぞれが能動・受動・中和の役割を果たしているということになる。活動的なお兄ちゃんがいて、きらきらしたものが好きな実際的なおねえちゃんがいて、コミュニケーションが中和をする。うんうん。
だけど、雄羊の人ばっかりじゃない。ASCが牡牛のホロスコープもある。
と、当然牡牛が能動性の場所にあることにある。
商売と現実を見つめて歩いている人が、話好きでしょっちゅうあちこち行く人に働きかける。そこで家庭的な人が間に割って入る。
つまり、ある場合にはフィックスドサインが能動的で、カーディナルサインが中和することもあるかもしれない。
そう考えていいのか?そう、多分。ホロスコープはいつも踊っているのだと思う。