毎日、ギリシャ語のニュース見出しを日本語に、日本語のニュース見出しをギリシャ語に訳そうと努めています。できない日もあります。でも、何とか続けようと思っています。
政治向きの言葉もギリシャ語のニュースを聞いているおかげで、だいぶ訳すことができます。たとえば:
πρόεδρος 大統領
πρωθυπουργός 首相
υπουργία 省
オリンピックで銅メダルを獲得した、というのもなんとかかんとかできます。ギリシャ人もオリンピックに出ているからね。先日フランスからアイスダンスに出ていて衣装がはだけてしまったパパダキスさんが、国籍はフランスで出ていたかもしれないけど、ギリシャ人です。
でも、昨日はちょっと止まってしまった。
「裁量労働制“不正導入”の野村不動産社員 過労自殺と認定」
うへぇ、めんどくせえ。
裁量労働制、というのも日本独特の言葉ですよね。
それから過労死なんてことがギリシャにあるだろうか?あれだけ頻繁にでもしてる国に?
「認定」にどういう言葉を当てるかもすぐに思い浮かばなかった。今考えると΄κρίνω(判断する)で何とか伝えられるだろう。
しかし、それで昨日はそこでストップしてやめました。
しかし今日思い立って、ギリシャ語でカローシをなぞって、καρόσιと検索してみたら、ちゃんと「働きすぎによる死」みたいな説明がギリシャ語でされているんですよね。
カローシ。世界共通語でした。