安倍さんがプーチン大統領と会談をした。(日露首脳会談のホロスコープ)
ネットでは、圧倒的にロシアに対する嫌悪感が強い、と思う。ネットのみならず、ロシアに対する不信感、というのがある。
それは、やはり先の大戦で、不可侵条約を結んでいたにもかかわらず、ポツダム宣言受諾後に満州・千島に攻め込んできて、北海道まで強奪しようとしたこと、あるいは日露戦争では日本が勝ったが、それでも交渉のやり取りで日本を出し抜こうとしたとか、そういうことがあるのだろう。
しかし、自分は、教会の関係もあるし、今ロシア語を学んでいることもあって、ロシア人と近年いろいろ話をすることがある。自分はどちらかといえば確かにロシアびいきだと思う。
一昨年ぐらいになるだろうか、ウラジオストックから松江に訪問団がいらっしゃって、松江側の歓迎市民の寄せ集めで私も参加したことがあった。概して、その人々は日本には好意的だったが、私の耳が柔道でつぶれているのを見たご婦人が話しかけてきて、柔道をやって強いのは素晴らしいことだ、自分の身内も柔道をやっていて、云々で、早い話がべた褒めだった。
ロシア人は日本人に対して非常に好感を持っている。日本の商品は信頼できる。日本の武道や文化は素晴らしい。ロシア人は総じて商売上手な国民ではないと思う。これが信頼できると考えるとずっとそれで行く。安いからあっちがいい、云々というのがあんまりない。日本の化粧品は信頼できる、安心で品質が高い、ということになると、ずっと日本で行く。中国人みたいに、とりあえず安いのでがさっと利益をさらっていく、というような国民性ではないのだ。
日本人は、中国人、韓国人、ロシア人に対して「彼らは信頼できない」と考える人がかなり多数いるが、ロシア人が中国人・韓国人と違うのは、彼らのような反日感情、反日プロパガンダを持っておらず、むしろ良い評価をしているという点なのだ。ロシア人側は歴史的な問題に対して、日本人のような問題意識を持っていない、と思う。日露戦争で乃木とステッセルは一緒に写真に納まっている。日本側が勝ったからだとは言えるが、たとえば第二次世界大戦でシンガポールを陥落した山下中将が後に連合軍に処刑されたことを考えれば、はるかにいい関係だったといえる。
この点について、ロシアも日本も、お互いにできることがあると思う。北方領土の問題にしても、日本側からの険悪な感情というものに対して、改善していくことができれば、もっと具体的な解決に向けて進展する糸口が見つかると思うのである。
日本人は学校で英語を習う。英語を習うと、アルファベットが読めるから、フランス語とかイタリア語などでも、なんとなく読めたり理解できたりすることがある。しかし、ロシア側から見た情報というのは日本人には伝わりにくい。
ロシアの方々と、良い交流をされておられるのですね。羨ましいかぎりです。
ロシアに対して嫌悪感や不信感を持っている人達は、いったい何年前の事を基準にしているのですかね?
そうですか、ロシア人の方々は、日本への信頼が厚いのですね。日本の化粧品とかも信頼してくれているのですね。ありがたいです。義理堅くもあるのですね。
中国人の、
「とりあえず安いから、がさっと利益をさらっていく、、。」この自分本位の国民性に私は、関わってしまう羽目になり、本当にへきへきしています。
中国人には、遠慮も、奥ゆかしさも無いのですね。
単に、国民性の違いなのでしょうか、こちらが傷つきます。
ネコさん、こんにちわ。
大雑把には日本に来る中国の人の多くがそういう感じだとは思いますが、本当は「中国」というのは日本の何倍もある国で、色々な人が住んでいるのだろうとは思っています。
改革が進む前、中国へ旅行した人々は、みんな中国人は親切だったと言っています。その代り夜は真っ暗で、あれもこれもなかったわけですが。