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ただの吹雪じゃない、姉さんの魔法よ!

またアナ雪の話題・・・いい加減やめなよ・・・だけど、もう一つ。その、先に占断した上映半年前に公開されたteaser予告編というやつを見ていると、アナとクリストフが半分雪に埋もれながら

「ただの吹雪じゃない、姉さんの魔法よ!」

と言っている場面がある。だけど、あれ~?多分映画の中には出てこなかった。山の上でエルサが嵐を起こしている場面なんかも予告編にはあった。でもそれもカットされている。

そもそも、上映された映画の中ではアナはエルサがそういう能力を持っているということを覚えていない。何かの間違いだと思っている。

一回だけアナが「魔法」という言葉を口にするのは、記憶をなくす前、エルサに雪だるまを作ってくれるようにせがむ場面だ。その後魔法という言葉は使われていない。(英語ではThat’s my sister!となっていて魔法という言葉は出てこないが、それでも日本語の予告編にその訳が出てくるということは前提されていたはずだと思う)

 

つまり、上映半年前には、まだエルサは魔法によって雪や寒さを扱うことができるということ、アナは姉が魔法を使うということを知っているということ、姉が吹雪を山上で吹き荒らす場面があるということ、そういう前提で映画作成が進んでおり、日本の声優さんにもそういう場面の録音を頼んでいたということになる。

 

もしアナが姉の魔法が暴走しているのを止めようという前提で動いている、ということになってくると、当然元の話は変わってくるはずだ。

私が考えるオリジナルのアナと雪の女王の話は多分こんな話だ。

 

アレンデール王室は代々雪と氷を自由に扱う魔法を伝えられていて、次期王位継承者であるエルサにもその能力があり、またエルサには仲の良い妹のアナがいた。

エルサはめでたく王位継承の日を迎える。

ところが、何か悪いことが起こり、エルサは暴走し国中を雪と氷で閉ざしてしまった。姉を信じるアナはエルサを探しに出かけ、その途中で氷屋のクリストフと知り合い、またトロルにあってエルサの秘密を聞く。

吹雪の中を大変な苦労をして、エルサの氷の城にたどり着いて説得しようとする。ところが説得が成功しないうちに、エルサを殺して王国を乗っ取ろうとする異国の男たちがやってきて、エルサと衝突する。ひょっとすると今の話と同様にアナはここでエルサの力で致命傷を負ってしまう。

最終的にエルサの城に男たちが侵入し、エルサがやられそうになったときに、アナは身代わりになり氷になる。そのアナの自己犠牲的な行為によって目覚めたエルサは暴走をやめ、国は平和を取り戻す。

こういう話だとすれば、再開の場面で歌われる2度目の「生まれて初めて」が生きてくるはずだ。今の映画では後半に歌がなく、最後の歌はトロルの歌になってしまってミュージカルにはならないのではないか?

 

なんというか、グダグダじゃないか。上映半年前、締め切りまで尻に火がついている状態でも、話のあらすじ自体が決まっていなかったわけだ。盗作云々の疑いが出ても、事務所の力で乗り切るほかないじゃないか!

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