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今は普通の人が戦わなければならない

今は普通の人が戦わなければならない。

 

自分たちはテレビを見ていて思う。NHKは2014年のマイダンのクーデターをNHK特集で報道したと思う。そのときにビクトリア・ヌーランド国務次官補(当時)などアメリカの政治家や工作員が多数キエフに入って暴動を扇動したことを報道した。

で、今回の問題が起こった時に、NHKのキャスターやアナウンサーさんたちがそれに言及しただろうか?
「今回ロシアが侵攻しましたが、もともとウクライナの政府はアメリカの扇動によって建てられた政権ですよね?」とか。

NHKに入る人、たいていものすごくいい学歴の方です。東大だとか超有名大学の皆さんが、ディレクターなどを務めています。そうするとそうした超頭のいい、超記憶力のいい皆さん方が、たった8年前のNHKの報道を覚えていないはずがない。仮に覚えていなくても、彼らにとってネットでちょっと調べるぐらいのことはすぐでしょう。

 

更に非常にややこしい人物がこういう時に出てきます。

もと駐ウクライナ日本大使であった角茂樹という方がインタビューを受けられました。

質問者:プーチン大統領は「ウクライナ東部で親ロシア系の住民の人たちが迫害されて、ジェノサイドまで行われている」と言って攻め込んできているわけですが、そういう実態はありました?
角氏:「結論から言いますと、それは全くの嘘です。・・・」

しかし、たとえばルガンスクでウクライナ軍がクラスター爆弾を使った映像が上がっています。

反論するにしたって、なにしろ大使なんですから、それなりの説明がなくてはならない。爆弾が落ちて、人が倒れているじゃないですか。こんな動画、いくらでもあります。
それを「全くの嘘です」なんて。そして、ウクライナ在住の日本人とか、ウクライナ人自身も、テレビに出てくるといつもその調子です。「全くの嘘です。何もしていないのに彼らは攻め込んできたのです!」

 

学者もそうですね。神戸学院大学の岡部さんなんかも、ウクライナのネオナチというのは全くの嘘みたいなスタンスを崩していません。

しかし、昨年の11月カナダのテレビ番組では、アゾフ大隊のようなナチ団体と協力していいのか、とニュースで流しています。設立者のアンドレ・ビレツキは「スラヴァ・ナチ」(ナチに栄光あれ!)と叫んでしまっています。

いえ、一つや二つじゃないですよ。西側でこういう特集を組んでいる報道は、ロシアの軍事行動以前には当たり前の番組でした。岡部さんも、仮に否定するにしたって、「カナダのCityNewsやBBCやDWは全部嘘だったんです。そんな心配は杞憂でした。」と言わなければならない。
昨日までその番組を見ていた一般庶民の身にもなってくださいよ。

 

あらゆる学者、政治家、メディアが「こんなこともあんなこともあったけど・・・なかったことにしよう」と言っているわけです。

 

何でこんなことが起こるのか!

 

でも、私、ちょっとわかる。

 

私も、おこがましいですけど、学歴は悪くないです。同級生でNHKなんかに入った人もいます。自分はあんまり人生で成功はしなかったと思う。農業やったり占い師をしたりして、なんとなく毎日頑張ってやってますけど、とにかく大したことはない。

一時期、旅行会社ですが、会社員でした。旅行会社も割ときれいです。販売したらツアーごとに清算して終わりです。そうではありますが、それでも理不尽な組織の言うことを聞かないといけない場合もあります。そういう経験はしてきました。

 

NHKの職員の給与については国会で議論されました。年間1700万円!自分には縁はない世界かもしれない。しかし、もしNHKの職員で、月に100万を超える給与がなくなると思ったら、ためらうかもしれない。

ロシアの公共放送で戦争反対のプラカードを掲げた人がいた。あの人、やたら持ち上げられていたけど、日本人の口でよくいうわ、と思います。あれ、日本人でたぶんできませんよ。News9のキャスターが突然NHKの方針と違う意見を言い始める・・・すぐに飛ばされるでしょう。場合によっては命が危ないかもしれない。

 

大学も同じです。もし大学で、主流の意見と反対のことを述べたとしたら?学生の場合には教授の研究室に残れないでしょう。教授にまでなったら?なかなか難しいことかもしれないが、それでも武田邦彦のような人に起こったことを考えれば、みんなして潰しに来ることがわかるでしょう?テレビからも締め出されYouTubeからも締め出されました。

 

つまり、今回のことは偉い人には無理なんです。学者さん、ジャーナリスト、専門家・・・彼らは、真実を言って飯の種を失うわけにはいかない。彼らが真実を言うためには、キャリアと命を懸けなければならない。そして世界を牛耳る巨大な勢力と戦って、ひょっとすると一週間後には東京湾に浮いているかもしれない覚悟を持たなければならない。

 

ではどうするのか。ここでは無名の一人が重要です。普通の人。

救主ハリストスのおっしゃる通り「心の貧しいものは幸いである!」です。

今気が付いた普通の人は、黙っていてはいけない。テレビに投稿しましょう。新聞に寄稿しましょう。インターネットで発信できる人は発信しましょう。結局それが重要なのです。

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