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日本国憲法を書いたのも彼らだったのか?

北方領土問題。ヤルタ協定では、ソ連はアメリカとイギリスに千島列島を要求し、協定にそれは明記された。日本は戦後の復興を急ぎ、東側と西側には別々に平和条約を結ぶことになり、まず西側と昭和25年にサンフランシスコ講和条約を結び、国後・択捉(南千島)の放棄を宣言した。そして昭和26年から28年にかけて、歯舞・色丹の返還を衆議院で5回決議した。ところが昭和31年日ソ共同宣言のときには、アメリカが「国後・択捉の返還要求をしなければ沖縄を返還しない」と恫喝してきた。

 

第二次大戦中、杉原千畝氏は外交官として、ユダヤ人6000人を救った。しかし、その3倍以上のユダヤ人が当時関東軍にいた樋口季一郎中将によって救われた。彼らはシベリア鉄道で満州国境まで来たものの、そこで足止めされていた。そこで樋口中将は、彼らに毛布や食料を提供し、満州国の通過を認めた。ここでは同盟国のドイツから抗議が来たものの、それを蹴った・・・誰が?
それは、当時樋口中将の上司にあたる、のちの東条英機首相だった。彼は人道として当然のことだ、日本の国是である八紘一宇の精神から、困っている人を助けるのは当たり前だ、と言った。

樋口中将はユダヤ人のゴールデンブックに載っているらしい。東条英機首相は、ユダヤ人社会では尊敬はされているらしいが、実際にはA級戦犯ということになっている。

自分は常々知りたいと思っていた。ユダヤ人は何をおいても、東条英機首相の名誉を回復すべきである。なぜしないのか。しようとしている人がいるのか。

どうも好意的にとらえているユダヤ人はいるようではあるが、現実問題として彼の名誉は回復していない。

 

さて、先ごろこんな記事がYahoo!ニュースに載った

日本国憲法草案作成者が証言、自国防衛も日本にさせまいとしていたアメリカ(JBpress) – Yahoo!ニュース

1981年に日本国憲法を起草したチャールズ・ケーディスという人に、この記者はインタビューを行った。ケーディス氏は、自国の防衛のためでも日本に戦争は放棄させる、という方針を聞いていたそうなのだが、それでは非常識だということで独断でその項目は入れなかったという。それは最終的には彼の上司やマッカーサー元帥などにも理解された、という内容だった。

 

最近ウクライナ問題でちょっと敏感になっているので、また調べてみた。このケーディス氏も、また東欧系ユダヤ人だった。また基本的人権の条項を定めたベアテ・シロタ・ゴードン氏、少女時代を日本で過ごした日本に縁の深い方のようではあるが、この方も実は両親はウクライナのユダヤ人である。ちょうどブリンケン国務長官、イエレン財務長官、オルブライトさんとかヌーランド国務次官とか、と同じである。

ケーディス氏やゴードン氏が悪人であったとか、そういうことをいうつもりはない。彼らもドラマか何かであるように闇の政府の指令によって憲法を書いたというようなことはないと思いたい。実際彼らの周りの憲法草案に関わった人たちは必ずしもユダヤ人ではない。それでも彼らの中で、彼らのコミュニティでの一定の方針が貫かれた、ということはあったかもしれない。

つまり戦後の様々な日本の方針に、今問題になっているウクライナ出身のユダヤ人みたいな人がかかわっていた可能性が大いにあるわけだ。

 

最初に北方領土問題の話を出したのは、要するにアメリカにわたった東欧のユダヤ人社会は、基本的に日本やロシアのような伝統的な文化を守って暮らしている人々を組織的につぶそうと一貫して動いてきており、ロシアと日本が近づきなるようなことは絶対ないように、様々なことをしてきた、と考えられるということなんです。そう考えると、うぶな私が「なぜユダヤ人たちは東条首相の名誉回復に動かないのか」と思ったこと、なぜかわかる。

彼らの大きな方針の中では、日本とロシアは喧嘩させておけばよく、日本が力をもって彼らに刃向かうなどということはあってはならないことだ。東条英機の名誉を回復させるなどということは、彼らのコミュニティの共通理念からすれば、たとえ命の恩人であろうがあってはならないことなのだ。日本人に対する好意を彼らは持っているのだろう。何もすべてのユダヤ人が悪者だというつもりもないが、東条英機の名誉回復などということはできない。そう考えるとすべてがつながるように思う。

ロシアと中国は違う国だ。ロシアは大方日本には好意を示しており、考え方も近い。だが、彼らにはそういう事があってもらっては困るのである。

 

今人々はウクライナに注目しているが、デモ隊がスリランカで政府を転覆させようとしている。そこにも様々なNGO勢力が暗躍している。今からそういう事が各地で起こるだろう。日本とロシアの間でも戦闘が起こるのか?彼らはそれを望んでいるかもしれない。

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