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6×6マスのオセロ

なんか、さっき「東大王」とかいう番組で、オセロの各マスに難しい漢字を置いて、その漢字を読めたらオセロのゲームルールに従ってマスが取れる、みたいなのをやっていた。

何回かこの形式はやってるみたいですね。
今回はそれぞれのマスには虫を表す漢字が書かれていて、その読み方を当てるわけだ。蜩(ひぐらし)だとか蝗(いなご)だとか、もっともっと難しい漢字もあるわけですよ。

しかし、東大チームも芸能人のチームもこういうことにはある程度慣れているのか、外す人もいるんだけど、まあまあ各チーム誰かが答えていった。芸能人さんも漢字検定何級とか、結構頭のいい人がいるんです。

 

で、見ているとこのオセロは通常の8×8マスではなく6×6マスしかない。漢字の読み方自体はかなり芸能人が頑張って回答しているように見えるのに、おけるマスの場所が限られ、どうもほとんど勝てそうにない。
オセロは一般的に四隅をとるのが有利で、四隅に隣接するマスを取るのは不利になるとか、だいたい場所の有利不利が決まっている。全部答えなくても、かなり前から芸能人の負けが見えているのである。

 

ただでさえ、オセロのような頭脳的なゲームは東大生のほうが優秀なはずだ。これは数学的な頭の回転の速さが要求されると思うんです。東大生は漢字を答えながら、その開けるマスの有利さをかなり早い段階で見極めているはずだ。
しかし、どうもそれだけではない。
6×6マスしかないんです。通常の8×8マスよりも勝負がはるかに早い段階で決まるように見える。一般的にオセロは後攻の方が有利と言われる。しかし、それがもっと極端な形で出ているような気がした。

 

調べてみると、実は6×6マスのオセロの場合、どんなに頑張っても、先行の黒は勝つことができないことが証明されているらしい。一応その難しい漢字を誰かがなんとかかんとか答えられるという状況においては、先行チームは絶対勝てない。

 

こういうの、問題だと思いますね。

テレビ局の設定としても問題だと思う。熱心に競い合っているように見えて、幼稚園の子供みたいに「字が読めるようになりました」でも、花ちゃんが勝とうが太郎君が勝とうが、みんなでお歌を歌っておしまいにしましょうという番組なのだろうか。

それと、もう一つ問題に思うのは、東大チームが出てること。その東大の人たちがこのことをわかっていないはずがない。こういう番組って、東大の中でもクイズ番組なんかでしのぎを削るような優秀な皆さんが出てるんでしょ。
そうすると、一見クイズ番組を装って競っているように見えるけど、本当はそこには勝ち負けはほとんどないに等しいと思うんです。

これに出てる東大の人って恥ずかしくないんだろうかね。一応番組の要求に従って、それらしい答えを出しながら「どうせ、これインチキだよね」と思ってやってるってこと?

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