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悲しみの続くロシア

昨日今日とギリシャ語版お昼のニュースはなかったのだけれど、何も聞かないのもしゃくなので、さわりだけでもと思い、晩の長いニュースの最初のところだけを聞いてみた。

今日はまず黒海に落ちたロシア軍用機のニュースがあり、続いてワムのジョージ・マイケルの訃報のニュースだった。

 

昨日・今日と結構詳しくロシア機墜落のニュースをやってるんですよ。アレキサルンドル合唱団ですか、その演奏の様子だとか、そもそもどういう合唱団だったとか。今日はまだブラックボックスが発見されていませんとか、新しく破片が発見されましたとか、人々が献花している様子とか。

ちょっと前には、大使がトルコで暗殺されるという事件があり、今回の墜落事故で、クリスマス、新年を迎えるにあたって、ロシアはとても暗い空気だ。

 

ギリシャとロシアと同じ正教会だから司祭さんが祈祷しているような場面でも「ああ、追悼しているのだな」というのはすんなり受け取れるということもあるかもしれない。地理的にも黒海で墜落したというのは、日本でいえば日本海、東シナ海、オホーツク海で墜落したというのと同じような距離感になるだろう。ギリシャ側から見たロシアの親近感は日本のそれよりはずっと近いのだろう。

 

 

そうはいうものの、ほんの先日、プーチン大統領と安部首相と会談したばかりではないか。日本のニュースで「安部首相との会談の直後ですが、相次ぐ悲報にロシア国民は悲しみに暮れています」などというニュースが日本でもあってもよさそうなもんじゃないですか。びっくりするほど日本でその手のニュースはないよね。

 

せっかく安部さんが東奔西走してプーチンさんと経済協力の進展の話を取り付けた。領土だ領土だと言っていても埒が明かない。まずは訪問できるようにしよう。お互いの発展を目指す姿勢を明確にしよう。そのうえで領土問題を解決しよう。この安部さんの積極的な動きにプーチンさんも始終高い評価をしていて協力的な姿勢を見せたと思う。

しかし、日本の報道での論調では、やり手のロシアにまんまと一杯食わされた、みたいな風潮が強い。領土交渉は後退したなどという報道もあった。

 

ロシア人は人間ではないというのだろうか?
何でここまで嫌うの?
墜落した飛行機に乗っていた合唱団員さんたちには、家族もいて、ファンもおり、日本で重大事故が起こったときと同じように献花する人もいる。何も変わらないじゃないか。

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