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怪しげな大越キャスター

NHKの夜9時のニュースで毎度出てくる人物に大越というキャスターがいる。メディアのことはよくわからないが、このキャスターなる役柄の人は、要するに記者さん、特派員さんを経験した人が、解説的なものも兼ねて出てくる、という意味合いの人なのだろう。

 

自分が知っている限りで、そういう役回りをNHKでした人物は磯村というパリに駐在していた人物が最初だったと思う。

そして、磯村さんの時代から、自分はあんまりテレビを見なくなって、何十年ものブランクがあった。

 

久しぶりに、テレビを見て最初の違和感は、この大越という人物が自分の見解・意見をいうことである。

番組から完全に一定の立場を排除することはできないかもしれない。NHKにも「それは困ります」ということもあるだろう。

しかし、それでもたとえば国谷裕子さんが、「~先生がこうおっしゃいましたから、こうでなくてはなりません!」というようなことをいうのを見たことがない。最後は必ず「ということは、~~ということですね。本日は~~さんとお送りしました」で終わる。これは専門家の意見なのだ、NHKとしてはよく調査して、ある一定の専門家の見解を伝えたにすぎないのだ、という立場が明確である。

しかし、NHKの中で大越という人物だけはそうではない。ニュースを伝えた後で必ずといっても「こうだと思います」と自分の見解を述べる。

 

民放の場合比較的伝える立場は自由である。ある一定の方向に偏っているということは、ある意味あり得る。パナソニックが提供しているニュース番組で「松下電器にこういう財務不正の疑いがあります」とは言いにくいだろう。

しかし、大越氏のような人物はあまり知らない。自分は夜のニュースはあんまり見ないけれども、お昼休みにめぐみさんですか、あの人が出てきたり、ミヤネさんが出てきたり、あるいは朝小倉さんと菊川さんがやっているニュース番組なんかも、最近は家族が見るからちらちら見る。菊川さんが出てきたのは多分フジテレビのアナウンサーの教養的が問題になったのだろう、それはそれなりにいい抜擢だったのではないかと思える。小倉さんもミヤネさんも言いたいことは確かに言っているが、たとえば極悪非道な犯罪や詐欺に対して「これはダメでしょう」みたいなダメ出しはするものの、露骨に政治的なニュースで自分の意見を言ったりはしない。しかし、大越氏だけはそういうことを平気でいうのである。

 

ついに先日、NHKの経営委員がキレて、大越氏の発言を批判した。ここでは新聞は大越氏を擁護するほうに回っているように見える。

内容は在日韓国人が強制的に連れてこられたようなことを大越氏が言ったことに対してであった。そのこと自体は、ここで議論するべき話題としては大きすぎるので、私はそれは控えたい。しかし、このトラブルは当然来るべくして来たトラブルであると思う。

 

この人物は頂けないと自分は思う。今回だけではないのだ。前からこの人は自分の意見が正しい意見であるかのように言っている。この人は一職員に過ぎないではないか。

怪しげな大越キャスター」への2件のフィードバック

  1. ネコ

    ネコです、こんばんは。
    大越氏の事、いつから出てきたのかな?
    確かに最初、オヤ!と思いました。(意見、見解をいう事に対して)
    在日韓国人について、
    この問題は簡単に論じられることではないと思います。
    ましてや、大越氏のような立場であれば、簡単に言ってはならない問題なのでは、と思います。
    この在日韓国人の問題ですが、「その歴史」をつぶさに知る人が、もうすでに本当に少なくなり
    「これはこうですと、、」言えば、「そうなのか、そうだったのか」と思わざるを得ない人が多い時代です。
    一定の方向付けは不安になります。
    しかし、
    そのNHKさんも、、、。あれ!
    「NHKさんのニュースはすべて正しい」と思い込んでいる人も大勢おられるような、、、。

    返信
    1. simpledirect 投稿作成者

      ネコさん、こんにちわ。

      仮に大越さんが自分の意見を述べなかったとしても、NHKが一定の見方で放映しているという事実はあります。
      たとえば、今は私たちはインターネットのニュースなどで新華社通信などの記事を見ることができますから、中国人が「戦後の領土配分をやり直して沖縄が中国に帰属することをはっきりさせるべきだ」などと言っていることを知っています。これは本当は大問題だと思うのですが、そういう報道はNHKはやりません。NHKは中国と癒着しているので、そういう報道はできないのだと私は理解しています。
      しかし、仮にそうであったとしても、一応の建前として彼らは公共放送であるので、スタッフの一人が自分の考えを放送内で主張するということは、異常なことだと私は思います。

      今回の在日韓国人の問題については、大越氏は自分の言っていること、つまり在日韓国人が強制連行された人々であるということが真実であり、公の見解であると信じていたのかもしれません。
      しかし、それも多分間違いだと私は理解しています。日本政府は当時の朝鮮人に対して、不法かつ強制的に日本に連行したということは認めていないはずであり、また事実朝鮮人であるというだけでそういう不利益を被ったという事実はなかったと思います。

      返信

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