しばらく東京で仕事があって出ていました。ご連絡が出来ない方もあってすみません。
一昨日あらかた終わって、昨日飛行機を変更して羽田から出雲に帰ろうと思ったのだが、乗った便が霧のために出雲空港に着陸できず、結局岡山まで引き返してしまった。JALさんが手配をして、バスと列車を乗り継いで帰ってきた。ま、それはいいんです。
その飛行機の中で、岡山空港に臨時で到着した後の話だ。
着陸後移動して止まり、JALさんが通路を通路を準備し始める。
と、シートベルト着用のサインも消えていないのに、みんな荷物を降ろし始めるのである。携帯電話もまだ使ってもよいという指示がないのに使い始める人がいる。そして、他人がそうし始めると、周りの人も不安になるのか、おじいちゃんやおにいちゃんが荷物を降ろし始める。それでJALさんが改めてもうしばらくお待ちくださいという指示を出さなければならなくなった。
到着する予定のなかった空港に到着して、機長が無線で移動手段や次の手配をしているのである。
携帯を使えばお前の電波が邪魔をして無線ができないじゃないか。機長さんが仕事ができないでしょ?
お前一人が荷物をもって駈け出そうにも、外に車が待っているわけじゃないんだ!
自分はかつてはそういう時に、「指示があるまでお待ちください」と言わないといけない立場だったからかもしれないが、本当に恥ずかしいと思う。日本人って、こんなに自分勝手な人間じゃなかったと思う。
中国人は違う。中国では我先に飛び出さないと生きていけない。
だが、こういう場面でかつての日本人は黙って待ったと思うのだ。