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外人に説明する

今年もギリシャ語の検定を受けると決めて、どうしたらいいかと思って、結局毎日6分か7分のニュースの見出しを日本語に翻訳しTwitterとFacebookに載せるというのを繰り返している。

本当はNHKのWEBニュースの見出しをギリシャ語に訳すというのもやっていたのだけれど、このところ止まっている。忙しくて時間的な負担があるというのものそうだが、森友問題みたいなのを訳すのが大変だったからだ。

 

ギリシャのニュースを翻訳しているケースでも、少し前まではNOVARTISのスキャンダルというのがあった。国会でも論じられていた。短いニュースの間では「国会はNOVARTIS問題で・・・」というのがあって、多分収賄か何かだろうと思うのだけれど、最初のころのニュースをちゃんと聞いていないから何があったのかよくわからないまま見出しだけ見ることになってしまう。

今は「2人のギリシャ兵の問題」があって、これはトルコ側が不法侵入、特に軍事機密のある場所に対して侵入したとして、トルコ政府が2ギリシャ兵の拘束したことに対してのあれやこれやだが、これは3月初めの最初のニュースから見ているので、大体わかるのです。今、話はEUまで行っています。

 

森友問題でニュースの見出しが出た時に「佐川氏証人喚問」というのがあったとして、外人が「このニュースは何なの?いったい何が起こったの?」と聞いてきた場合、どう説明したらいいのか。多分見出しだけ見ると上のNOVARTISと一緒で、見てる人は何なんだかわからないだろう。

ことの本質は、要するに、「安倍首相の支持者・関係者に対して不当に安く土地が払い下げられた疑い」ということだ。そういう風にダイレクトに単純化して言わないと、外人はわからないと思うのです。そこから始まって、やれ谷さんのイタリア栄転だ、文書の書き換えだ、佐川氏の答弁だなんだかんだが出てくるわけで、現時点でニュースになっているほんのちょっとを話しても外人さんは多分理解できない。

さっきたまたまデーブ・スペクターさんが「報道はされているし、国民はみんなわかってるわけですよ」と発言したのを耳にした。小倉さんが「何がわかってるの?」と突っ込んでいて、それはそうなのだけれど、ああ、外人さんらしいと思った。
ことの本質はそこでしょ、というのは外人に説明するにあたってはダイレクトに言わないとわからない。デーブさんだって多分他の人から「最近言われている森友問題って何よ」と言われれば英語で説明する機会もあるでしょう。そのときにはある程度ざっくりまとめていないと説明ができないと思うのです。

 

今の状況が続くと、自分は2.26事件みたいなのが起こってもおかしくないと思います。法律上はあれだ、これだ、と言って言葉巧みにいい逃れてしまって、国民も悪いと思いながら仕方がないとあきらめる。桶屋の収入が足らないから、風を起こしましょう、みたいな話になってしまって居ると思う。政治家や行政がそういう態度をとるのなら、ある時点で「問答無用。撃て撃て。」ということになってしまうよ。

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