先日「漠然と似たチャート」の記事を書いて、自分はふと思ったのだが、たとえば「このハウスに星がない」ということをテーマにホロスコープを見ることはあまりない。
これは実は自分でも少し迷うところです。
ないから何もない、ということは言えないのです。第2ハウスに星がないから一銭も持たずに人生を生きているとか、第5ハウスに星がないから子供を持つことがないとか、そういうことは言えない。実際惑星直列みたいなので、わずかなハウスに星が集中しているホロスコープもあるのです。
しかし、それで自分のホロスコープを見た時に、なんとなくわかるような気もしてみている。
自分は例えば第2ハウスに星がない。で、確かに金に縁はない。あんまり成功したとも言えないし、かといってすごく貧困に苦しんだということもない。金に困ることはあった。失敗も経験した。にもかかわらず、どこか金については冷めた目で見ている。大儲けしたこともないが、今日は何もないから1日何も食べなかった、というようなこともなかったと思う。
第11ハウスにも星がない。友人らしい友人は、あったときもあるが、それほど重要な友人はいないし、ずっと続いている社会的グループがあるというわけでもない。いやいや、自治会にも出ているし、ロシア語の勉強グループにも参加しているじゃないですか?以前、あれだけ人を相手にする仕事をしていたのに?とはいえ、それらもどうしても重要なものと考えているわけではないように思う。酒を飲んだりすることが嫌いだし、ガヤガヤと人が集まっているところが楽しいということはあまり思わない。
一般的にはどこかのハウスにマレフィックの星があれば悪く、ベネフィットの星があれば良い、と我々は考える。しかし、ざっと言って、何もないハウスよりは、ひょっとして火星や土星や天王星があるハウスのほうが、何かあるのかもしれないと思う。良くも悪くも、何かがないハウスは、大して何もないハウスと考えるべきなのかもしれない。
難しいですが、なんとなく星のないハウスというのは気になりますね。
よく、占いの記事を読むと、自分に星のないハウスに星を持っている人といると補える、と書いてありますが、そういうものなんでしょうかねぇ。
あめさん、こんにちわ。
その記事は拝読していないのでちゃんとした真意はわかりませんが、たとえばある人のチャートに配偶者などほかの人のチャートを重ねた時に、相手の星が位置する場所はその人にそれをもたらす、というのはあります。
たとえば、11ハウスがからっぽで、たとえば水がめなら水がめが11ハウスの場所にある場合、配偶者が水がめに星を持っていて、重ねた時にそこに星が来れば、配偶者はその人に社交性をもたらすことになります。
さらに、太陽が相手のハウスのどこにあるかは、その人のそのハウスの事柄を大きく左右することになる、と考えていいと思います。
それです。そのような事を書いてあるサイトをよく見ます、ってことです。