なんか、ぴちぴちピッチの後半になると、一度はうまくいったはずのるちあさんと海斗君だけど、海斗君の記憶が失われてしまったという設定で、るちあさんが不憫で見ていられません。
それはさておき、食事の風習に関しては、日本にしかないものは結構たくさんあるみたいですね。
1:00ぐらいのところ、「なんかいいことないかなあ」みたいなことを波音さんが言っているのに対して、リナさんが「ここのアイスクリームはチョコレートが少ない(リゴーテリ・ソコラータ)」といっていると、リナさんに気のあるマサヒロという男性が現れて、「十分なチョコレート(アルケティー・ソコラータ)がかかっているアイスクリームが出る場所に二人で行こう」と誘います。ギリシャ語には「チョ」という発音がないんですけど、ギリシャ語を知らない方でも「なんかチョコの話をしている」ということはわかると思う。
どうみても、これはかき氷、宇治金時だ!波音さんはクリームソーダで、リナさんはかき氷だから、チョコを食ってるはずがない。
あんこは、まあ、ギリシャにはないか・・・それにしても、だいぶ違うぜ。
元のセリフは?どうやら「ここの店の宇治金時は抹茶が少ないな」と言ってました。
それから11:30あたり、絵を見る限り明らかに「タコ焼き」であるものが出てきます。これはよく聞き取れないのだけれど、ルクマーデス・・・プラーデスみたいなことを言っているみたい。つまり、鳥の肉が入った、揚げドーナツみたいな感じのものを言っていると思う。あるいは肉団子かな。タコ自体はフタポージと言って、ギリシャ人にもよく食べられるものなのだけれど、だってタコ焼きって型から必要だし、簡単にはできないよ。
ついでにですが、この回は13:16にリナさんの、16:00に波音さんのソロが出てきます。リナさんはΕυτιχία Ραφτοπούλου(エフティヒーア・パフトプール)さん、波音さんはΒασιλική Ρόρρη(ヴァシリキー・ローリ)さんが歌っておられます。
リナさんの日本語の声は浅野まゆみさんという声優さんがされているようなのですが、この方の日本語バージョンは、なかなか味のある声をされています。
ただ、波音さんの寺門仁美さんは、これもあんまり歌が上手な方とはいえないかなあ。この回の波音さんの歌は、音が重ねてあってソロではないみたい。
ヴァシリキ・ローリさんはその名前で検索してみるとボイストレーナーか何かをされている方のようで、このキャラではちょっと場違いではないか、というほど通った声で歌っておられます。役柄云々はあるにしても、とにかくある程度歌えるやつを当てないといけないと彼らは考えたということでしょう。日本のファンの人は聞いてみる価値があると思う。